配線入替
Acewell ACE-4653CPメーターの警告灯への配線に関して極性変換による逆制御が上手くいかないMILランプへの配線を検討します。
再度メーターランプ周りの配線図を見直し関連するマイナスコントロール回路を確認します。
ランプ (マイナス側の制御方法)
1.ニュートラル (ニュートラルSW)
2.油圧警告 (油圧SW)
3.MIL故障警告 (ECUからのアース?)
4.燃料警告 (サーミスタSW)
3.故障警告灯のみ極性変換ユニットを経由してハザード灯に接続すると点灯したままになり上手く作動しないためAcewellメーター側でマイナスコントロール用に用意されている油圧警告ランプと入れ替える事にしました。
もしかしたら機械SWでは無いECU配線では消費電力の小さいLED灯との接続は1と2に入っている逆電流防止ダイオードが3.にも必要なのかもしれませんが、取り敢えず簡単に配線を入替ますw。
インジケーターランプ用9ピン110型カプラ
この9ピンコネクタは主にインジケーターランプ用の配線コネクタになります。見えている配線はメーター側の配線となります。真ん中に見える途中が太い配線は逆流防止ダイオードの入ったニュートラルと油圧警告灯用です。
コネクタピンの一番上列の左がMILのECUからの配線。中央が油圧SWからの配線。右はニュートラルSWです。左と中央の線を入替てみます。
2.は油圧警告配線→極性変換ユニット→ハザード灯(+)に配線。
3.はMIL線→油圧警告灯(-)に配線。
始動テスト(警告灯消灯確認)
955i Engine Start with ACE-4653CP
結果は動画の通りにキーONでハザード・ニュートラル・油圧警告が点灯。エンジンを始動するとN以外は消灯しました。
MIL点灯エラーによる動作テスト
テストのため冷却ファンのヒューズを外してわざとMILを点灯させるエラーを発生させました。ちなみにエラーが発生してもログのみで警告灯点灯にならないエラーもありますので事前にサービスマニュアルでMIL点灯エラーを確認します。TUNEECUでエラーメッセージ(P1552)とMIL点灯状態である事を確認します。この状態でエンジンを始動させてMILに割り当てた油圧警告灯が点灯状態を維持する事を確認しました。
始動テスト(警告灯点灯状態維持)
on Error Lamp, 955i Engine Start with ACE-4653CP
テストに冷却ファンのヒューズを抜いてP1552エラーを発生させてエンジンを始動するとMILを割り当てた油圧警告灯のみ点灯したままになりました。
エラーを消去すると油圧警告灯も消灯します。
まあこれで良いかなw。
LEDウインカー接続
後は4個1500円で入手した中古のLEDウインカーを取り付けました。