T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i 寸法計測

リンクユニット計測

f:id:t595bb1:20210328221931j:plain前夜から降り続いた雨も上がり天気が回復してきたのでボトムリンクユニットを締め込んだ状態のフレーム側ホルダーの間隔を2箇所計測しました。何度か計測しても上下で若干の差異が確認出来ました。

 

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ボトムリンクユニットやサイドカラー等の寸法は以下の通り。単位はmmです。

サイドカラー:外径30x内径12x高さ(幅)23
スリーブ:外20x内12?x高70(内径測り忘れ)
ダストシール:外40x内20x高5(座ぐり30x3)
ユニットシャフト部:外40x内26x高66(内蔵ベアリング外26x内20)
※フレーム側のシャフト部分の寸法

ユニットに挿入されるスリーブとサイドカラー2個を合計した数値がフレーム側のホルダー間の数値と近ければガタが少ない事になります。
個別のパーツ状態で計測してないので精確ではありませんが、サイドカラー+ディスタンスカラーの合計は約116mm+位です。

純正リンク寸法

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パーツリストで純正品のリンクユニットに内蔵するスリーブは外20x高118。

なのでサイドカラーとホルダーの間に左右1mmのシムを入れてやれば隙間を減らしてホルダーに密着させる事で締付けトルクを上げる事が出来ると思います。

用意するシムは規格品のワッシャーで代用しようと思ってもM12の外径30近いワッシャーは厚みが3mmで厚すぎます。
岩田製作所のシム・スペーサーは外径30x内12の寸法はセミオーダーになりますね。厚み1.0mmと0.5mmを発注する事にしました。

ボルト緩めた場合

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ボルトを緩めた時のホルダー寸法です。純正の118mmスリーブが入るように若干広がります。
純正リンクはベアリングを保護するオイルシールはありますが可動のためリンクとスリーブとの隙間が出来るため水や汚れの侵入が発生します。

ボトムリンクユニットは外側にダストシールで蓋してサイドカラーで連結しています。
内蔵するスリーブとアルミ製サイドカラーは直接接触していますがダストシールに挟まれているので若干フリクションは発生します。
ボトムリンクユニットを締め込んだ時と緩めた時のフレーム側の寸法は約117mmと約119mmで、経年劣化によるアルミ製サイドカラーの痩せを考慮して締め込んで118mmになる様にシムで調整する予定です。