洗車中
バイクは走ると汚れます。日曜日は雨予報だし花粉が飛んでる以外は良い天気なので955iを洗車しました。
あちこちチェックするとリヤサスペンションのリンクから若干音がしています。
記録を確認すると前回の2019年10月から未整備でした。4400km経過していました。
2020年は2号機を購入したり車検を2台通したりフロントフォークを変更したりして、すっかり忘れていました(^_^;)。
ジャッキアップ中
リヤのリンク機構を取り外すのでエンジンの後半部をジャッキスタンドで支えます。
上げ過ぎるとリンクシャフトがズレるので少しだけ上げます。
ダストシール
スイングアーム連結ロッドとサスペンションアームを取り外してボトムリンクユニットの固定をフレーム側のシャフトだけにしますが動きが渋いです。
ベアリング本体の問題と言うよりは内部のスリーブとサイドカラーの幅とフレームのホルダーとの隙間が大きくて締込み過ぎてる感じ。ボルトを緩めたら軽く動く様になりました。幅を調整するスペーサーが必要かもしれません。
ユニット取り外し
ボトムリンクユニットを外して車体側のパーツを洗浄します。
ユニット清掃
T595から引き継いで2019年にオーバーホールして使ってるトガシエンジニアリング製ボトムリンクユニットも制作から20年経過してます。
ベアリングに接するスリーブやサイドカラーやダストシールを点検して内部のオイルシールとニードルローラーベアリングの状態を確認して軽く清掃してグリスアップします。
ベアリングの状態
フレーム側のベアリングのグリスはまだ十分残っています。サスペンションとスイングアーム側ロッドのベアリングはオイルシールの間にはグリスが残っていますがニードルローラー間はグリスが減っています。
古いグリスを拭き取って新しいグリスを塗り込みます。完全にグリスを落とす洗浄はしません。
ニードルローラーにはシマノ製ベアリング用グリス(リチウムグリス)を塗り込みます。
シャフト・カラーの点検
スイングアームロッドとサスペンションユニットをボトムリンクユニットに固定するボルト・サイドカラーとダストシールに調整様スペーサー一式。
フレーム側と違って埃や水が付着し易いので汚れ方が酷いです。
こちらはパーツクリーナーで洗浄して汚れを落とした後に樹脂パーツはラバー用グリス。ボルトのシャフトとスリーブには耐水シリコングリスを表面に薄く塗っておきます。
組立
フレーム側シャフトのクリアランス対策が出来ていませんが、今日は夕方から雨模様になりそうなのでさっさと組み上げます。
グリスアップしたパーツ類を取り付けて元に戻します。フレーム側のシャフトのスペーサー調整が出来てないので締付トルクを下げておきます。
ワイヤリング
ボルトとナットの抜け留めにワイヤリングを施しておきます。
955i rear suspension link grease up