T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

Resistance is futile

We are the Bicycle. You will be assimilated.Resistance is futile.

と云う訳で(笑)、StarTrekTNGの米国よりベアリングとツールを購入しました。今回はアウトボードBB対応(シマノ用)です。

北の国から

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今回初めて利用したショップ「ExcelSports」。コロラド州ボルダーってロッキー山脈の近く? お任せ配送にしたら速攻で届いたのは良かったものの配送費用が$35だったorz。

Enduro Bearing Press Tool

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シマノや他のメーカーが採用しているアウトボード式BBのベアリングを交換するツール。シマノの特殊工具辺りで販売されていないかなと探してみたけど見つからないので、わざわざ米国から購入。
しかし汎用性の全く無い特殊用途にしか使えない工具なのに、割りと大き目(握り拳大)サイズのアルミインゴットから削り出してアルマイト掛けてあるのも米国らしいかな?(^^;。

Enduro Hybrid Ceramic Bearing BB Kit

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こちらも同じEnduroBearing社のBB用ベアリングキット。ハイブリッドタイプのセラミックベアリングとBB用のシール2種(シマノとFSA用)。

抵抗は無意味だ(笑)

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ベアリングは外輪・内輪が共に金属なんで重量的には差は無い。シマノは開放型だがEnduroのCeramicは非接触式(型番の末尾がLLB)シールでグリスを封入してある。シマノは樹脂製のカラーとシールを使うため寸法は微妙に異なる(37x25x6→37x24x7)。Enduroはカラー無しで直接使用する。左右BBの平行と内径すきまが精度出てないとクランクが入らないよな・・・(^^;。
手で回してみたところは軽いが実際にフレームに装着して回してみないと判らない。後は耐久性かな?。

シマノBB3種

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左からBB-7900・BB-7800・FC-R700となる。3種類共にそれぞれパーツの仕様が異なる。FC-R700だけはベアリングをメンテナンスしたので違うグリースが入っているが基本はシマノの緑色デュラグリースがしこたま入っている上にカラーやらシールするもんだから抵抗は大きい。

BB-7900 vs BB-7800

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後で記載するBBの総重量はほとんど変らないが、BB-7900と7800とでは部材の切削が異なりシーリングも抵抗を減らしつつシーリングにも気を使っている。こんな細かいところも改良されているとは思わなかったよ(^^;。
ベアリングはHICとSunhill。型番は6805RD。37x25x6というサイズ。安く買える汎用の6805は37x25x7。1mmの厚みの差は樹脂性のカバーが受持つ。

上からBB-7900・BB-7800・FC-R700

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重量的にはさほど変化は無いが地道に改良されているところが素晴らしい。でもベアリング換えてしまったけどね(^^;。対応可能な抵抗の少ない汎用ベアリングはあるけど、なるしまで入れて貰ったものだし、こちらで入手するとなると近所で単品販売可能なベアリング屋をまず探さないとね。

最後に・・・。
セラミックベアリングで回転抵抗が減ったからと云って自転車のパフォーマンスにはなんら影響しないから(笑)。回転精度は上がったりするかもしれないがペダリングへの影響は不明だし。交換ツールさえあれば1000円以下で入手可能な汎用シールドベアリングで充分な性能を発揮出来ると思う。