BOMA Carbon HandleBar with BR-7900

風邪引いているのに日曜日の晩から粛々と7900をKlienにセットアップ。途中で重量測ったリ(忘れてた)、ハンドルバー周辺のブルベ用補助パーツの配置とケーブル・ワイヤリングの当りの調整や7900から使えなくなったSTIシフトケーブルアジャスターの場所の決定(結局FD側のみフレーム穴に取付)、その他作業前の構想と現実のズレを調整しながら取り説に沿って作業していく。
クラインのツボ

加えて、こいつ(フレーム内蔵リヤブレーキワイヤーの取り出し)のお陰で作業がちっとも捗らず(^^;。細いステンワイヤーをなんとか通してメインのブレーキワイヤーを引っ張るタグボード作戦(笑)によって何とか接続完了。
次回は古いケーブルを抜く前にやろうと思いつつ、多分忘れているだろう(^^;。
FC-7950 Crank-Cap

クランクキャップはアルテグラのアルミ材から樹脂(エンプラ?またはカーボン?)に変更になっていた。クランクアームは手に持っても軽さの違いが判る程。
BB-7900に装着していたEnduroのCeramicベアリングはシール材のフリクションがどうしても気になる(実際には影響は無)ので、特殊ベアリング仕様のアルテBBに変更。
7800/7900 STI Weight

自分にとってはリーチアジャスターが装備された事が一番のメリット。反対にグリップ前後が長くなったのは遠くなってX(^^;。まだSTIが新しいのでレバー操作に重さを感じるが、シフトストローク時の剛性感と正確さは更に向上した。
変速性能は向上している・・・筈なんだが思ったよりスムーズに決まらない。調整不足なんだろうか?
BR-7800/7900 Weight

個人的には7800/7900よりカンパのD-Skeltonの形状デザインは好きだが、性能的にはアルテで充分かな。シューがリムに接触してからのワイヤーフリクションはワイヤーの取り回しも重要だが、ケーブルアウターとインナーのフリクションも大きい。シマノのSIS SP-41グリースをインナーに塗布してはいたが、今までのデュラワイヤーだと馴染むまで時間が掛かっていた。
7900用のインナーワイヤーはオートバイ用では普通に使用されているテフロンで御馴染みのPTFEコーティングが施されている。このお陰がインナーにテンションが掛かった際の滑らかさが向上したと思う。
FC-7800/7900 Weight

肉抜きの施されたアルテチェーンリングより分厚く見えるのにこれだけ軽量という事は中空薄肉化が凄いんだろう。
ある程度組み付けてポジションや変速の調子を見るために固定ローラーに載せて回して見た。チェーン騒音は7801デュラ+クイックリンクと比較して格段に減っている。変速性能はチェーンリングのセレーション(歯の形状)が更に複雑になりフロントのインナー-アウター変速はストレス無く行えるんだが・・・?
なんでたまにチェーンがリングに接触する歯鳴りがするんだろう?と漕ぎながらフロントのチェーンラインの動きを見ていると左右に振れている(^^;。6600BB-Cupと7900クランクと特殊ベアリングにFSAの樹脂カラーの組合せは駄目か。純正の樹脂カラーを組み合わせて見るが樹脂カラーの厚みの微妙な差のためにシャフトが入らない。BB-Cupのベアリング受けの位置に差は無いと思ったがクランクとBBの間にほんの少しのガタがあった。
7900BBとEnduro Ceramicの組合せに戻してやるとガタも無くなり変速も良くなった。とはいえ、まだワイドリングの恩恵(アウターローやインナートップの組合せ)に預かるにはもっとインデックス調整が必要か。
Alternative Shift Cabling

シフトワイヤーは外回し・内回しが選べるが、取り回しを考えて外回しにしておいた。バーテープを巻くとちょっと出っ張って握った時の感触があまり良く無さそうだ。まあ、実際には力を入れて握る箇所では無く手の平を載せておくだけだが。

フロントバッグの下はライト用のステーと光軸調整可能なGENTOS閃 LEDライト。クイックシャフトには猫目530を装備する。足りなければもう1本追加が可能だ。