T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

2000/8四国ツーリング

石鎚スカイライン

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2000年3月に右直事故で右膝の靭帯を負傷し退院後の長距離ツーリングに出掛けるのは久し振りの事でした。

これは2000年8月7日~8月10日の記録です。

2000年8月7日大宰府~高松

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休み前までに滋賀県に出張のため、あまり事前の準備が出来ずにロングツーリングの予定を短縮する事に。
猛暑であまり昼間に走る気も起こらない。右膝の具合は大丈夫かな?。
夏のツーリングは何が嫌かって皮膚が汗の蒸れに弱くてすぐに汗疹が出来て痒い事(笑)。
バイク自体は1点を除けば全く問題ない状態。
ホイールをマグホイールに変更した際、去年のトライアンフミーティング参加前に交換し6千km走行したDragon GTSをそのまま再利用したため、タイヤはTWI直前の片減り状態(^^;。 

大宰府からスタートして大分の佐賀関へ。
大宰府I.Cからでは遠回りになるので甘木・朝倉街道を走って朝倉I.Cから大分道に。
大分I.Cを降りると街中は既に暑い。T595の水温・油温も上昇。なるべく速度を落とさない様に先を急ぐ。佐賀関に着いて出航までに時間が有るので一休み。 

高松へ

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三崎でフェリーを降りてから海を見下ろす綺麗な道を快走する。伊予から高速に乗り高松へ。
当時はまだハイウェイカードを使ってましたね~。
直ぐに着くかと思ったら、高速道路なのに途中で工事信号待ち・・・(--;。
待ってる間のアスファルトの照り返しが暑い。
午後も過ぎて疲れたので三島川之江I.Cで降りて国道11号から国道377号を走ります。 

讃岐うどん

琴平町で適当な讃岐うどん屋に入り遅い昼食を摂る事に。
試しにおろししょうゆうどんを頼んだら無言で置かれる辛味大根とおろし金。
次にどんぶりに入ったうどん玉が置かれます。
テーブルにはすり胡麻器とすだちの絞り汁と醤油の入った容器。

周りを見回してみると大根おろしと醤油をかけて食べるらしい。大根の根っ子の方からすり下ろしたせいか辛さがなかなかいける。
調子に乗って大根おろしを入れ過ぎ辛くて全部食べられなかった。次回は別のにしよう(^^;。

国道を走って午後4時過ぎに高松駅に着いた時には、暑さで疲労と右膝の痛みがいや増した状態に。電話を掛けて国民宿舎に宿がとれたので早めに到着して休む事にしました。
夕食はおいしかったが、夏に煮込みうどんはちょっと。 

2000年8月8日 寛永通宝銭形

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本日は南下して石鎚スカイラインへ走る予定。
そのまま直行するのも面白くないので近くの観音寺市にある巨大な寛永通宝銭形を見に行く事に。昔の時代劇のオープニングに使われていた場所です。象ヶ鼻岩銭形展望台から撮影?
銭形公園を出て大野原I.Cから高松・徳島・高知道を経由して大豊I.Cで高速を降りて国道439号へ入ります。 

早明浦ダム~寒風山トンネル旧道

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国道439号から早明浦ダムを通って車1台の幅しかない県道を延々と走ります。
右側面だけ片減りしたフロントタイヤは右コーナーではハンドルが先に大きく切れ込み、車体が起き上がろうとするためハンドルの押し引きに力が要って非常に手が辛い。 
県道17号を抜け国道194号を寒風山トンネルの手前からUFOラインと呼ばれる旧道へ上がって行きます。矢鱈と路肩の工事に遭遇する。
そういえば先ほどどこかが通行止めの看板が有った様な気が・・・(^^;。
案の定、旧国道から瓶が森林道の分岐点で確認すると、林道は約14km先で通行止めになっていました(--)。 
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仕方ないのでツーリングマップルとにらめっこし旧道を引き返し国道194号を南下して途中の県道40号から石鎚スカイラインを目指す事にします。旧国道をそのまま峠を越えて反対側に降りて寒風山トンネルを引き返します。トンネルは夏だと言うのに名前の通りかなり寒かった。
県道40号を登って雲と同じ位の高さまで上がって来ました。といっても1000m程度かな。
石黒レストハウスの前を通り過ぎて石鎚スカイラインを下って行きます。
麓のドライブインよもぎの入ったうどんを食べつつツーリングマップルを確認。
今晩泊まる宿として地図に載っていたライダースイン雲の上に電話しました。
値段が安いがどんなところなんだろうか? 
 
  

ライダースイン雲の上

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国道を南下して到着したのはバンガロー風の宿でした。素泊まりシュラフ持込と布団・ ベッドの3種類の棟がありました。1週間のツーリングならテントとシュラフを積んで行くのですが今回は置いてきたためベッドの方を選択。 
室内には2つのベッドがあります。近くに温泉も あるが室内にシャワーも。
バイクを洗車する ための水道も付いているので、折角なので洗車させて貰いました(^^;。
管理棟にはテレビも雑誌もあるのですが残念ながら食事は近くに出掛けないといけませんが、材料があれば管理棟で調理出来るらしいです。 

2000年8月9日雲の上~足摺岬

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今日は四万十川経由で足摺岬を目指す予定。
国道197号から県道26号を通って国道439号に乗り換え。暫く進んで下津井の眼鏡橋に到着。
国道439号はその他の町道・林道と比べると遥かに路面状態が整備され走り易い。
とは言え磨り減ったタイヤでは疲れる事には変りませんが。下津井で地図を読み間違えて村落を2周した挙句に間違えて林道に行こうとしてたり(^^;。 
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国道439号も飽きてきたので、四万十川沿いの国道381号を走ります。途中で沈下橋の看板が見え たので写真を撮るために寄る事にします。

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四万十川の穏やかな流れを見ていると、この橋が水面下に沈む様には思えません。
時間もあるので橋の袂に降りた。事故の影響でいまだに膝を深く曲げる事が出来ないので、川面の岩に足を掛けようとしたら水ゴケで滑って勢い余った左足は水面下へ・・・(^^;。
夏だし濡れたシューズ類はすぐ乾くだろうとサイクルパンツ1枚になって川に足を浸けて日向ぼっこ。日差しは強いが川面は風もあって涼しい。対岸の国道の騒音も少なく静かな流れは眠気を誘う様な。
水面下で足を突っつく感触に水の下に目をやると意外と多数の生物が活動している事に気が付きました。
暫く魚で遊んでましたが、お腹も空いてきた事だしと半乾きのソックスとシューズを着けて走り始めます。更に南下して中村から国道321号の河口近くのドライブインで鰻と鰹のたたき?とそうめんの弁当風定食を摂ります。
土佐清水市から足摺スカイラインを抜けて足摺岬に到着。足摺スカイラインは回り込んだカーブが多くていい加減手が痛い(^^;。
足摺岬は平日の観光地の混み具合で宿も満室が多かったので、即座に回れ右して来た道を引き返すしました。

足摺サニーロード

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海岸沿いの道は午後の強い日差しを浴びて路面からの熱気が非常に暑い状態で、午前中の涼しげな内陸部に引き返したい位でした。
国道321号を宿毛市に近づくにつれ雲行きが怪しくなって来ました。
宿毛市街地に入って適当なビジネスホテルにチェックインして少し立つと雨が降り出し、やがて土砂降りになりました。
屋根付き駐車場だったのは幸いだが、雨が降り続いて食事に行けなくなってしまい夕食が近くのコンビニのパン食になったのは不運だったかも(^^;。 

2000年8月10日 宿毛~西海町高茂岬

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宿毛を早めに出発して愛南町の高茂に寄り道しました。こんなところに展望台と駐車場造って人が来るんだろうか?と言う疑問は置いといて国道に戻ってから暑い陽射しの下を宇和島から八幡浜を経由して三崎に行くまでひたすら国道を車の後ろで低速・耐熱走行状態・・・。
事前に交換したオイルのお陰で冷却ファンが回りっ放しでも油温は 抑えられていた模様。しかしライダーには非常に辛い状態が続く。

三崎フェリーターミナル~大宰府

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三崎には昼過ぎに到着したが、搭乗5分前だったため2時間後のフェリーに乗る事に。
八幡浜でフェリーに乗った方が良かったかも(^^;。

佐賀関に到着前に涼しい待合室を出て外に出てみる。日陰で海風に当たりながら去年から使い始めたメッシュジャケットが通してくる風が涼しい。
と言っても通風性・着心地など格段に良いかもしれないが、フルカウルのT595は逆にエンジンから立ち上がる熱風が体に直接当たって余計に暑いはどうしようもありません(^^;。
佐賀関から夕方の混雑する大分市内を抜け出して高速に乗り順調に飛ばしていると突然の土砂降り&稲光が。当然、都合良くS.AやP.Aが現れる筈もなく激しくなる雨の中へ直進。まあ、涼しくなって丁度良いかもしれないなどと自棄気味で高速をひた走って甘木で降りて大宰府へ帰宅。
夏らしいツーリング終わり方でしたw。