T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

よるてが

少し暖かく風も弱く感じたので、夜9時過ぎから手賀沼を沼南からフィッシングセンターまでの道を入れて走ってみた。軽いアップダウンのある14キロ位の距離。目的は換装したフルクラム レーシングトルクRSのインプレ。

夜の手賀沼

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/t/t595bb1/20190805/20190805181837.jpg
流石にこの季節の夜9時過ぎに手賀沼CRに出掛けるほど酔狂な人間は自分以外は誰も居なかった(笑)。

フルクラム レーシングトルクRSインプレ

ウルトラトルク機構の構造上、クランクのフリクションロスが小さい事は何となく想像は出来た。実際には想像以上に良く回る。元のアルテグラSLとの比較になるが、概ね以下の様なメリットは感じられた。

○脚への負担の少なさ
シマノのBBより大径ベアリングはまだ新しくてグリスが充分に塗布されたせいか踏み出しと引き足に対して軽くクルクル回せる。なんと言ったら良いか大きな円周に沿って滑らかに回る感じ。
接合部分以外は薄肉の大径シャフトとベアリングで構成され、シーリングやフリクションが小さいウルトラトルククランクは撓みとかねじれみたいなどこかが重い感覚が無くて綺麗に回るといったら褒め過ぎか? ちなみにアウタートップでさえ右膝への負担が減った気がする。

○クランク回転の軽さ
アルテグラSLのクランクもフリクションが大きかったり回転の滑らかさが劣る訳では無い。しかし、ケイデンス100前後で回している時に路面の状況によっては踏み込みや引き足に掛かる重さの変化(加減速)が大きい感じがする。レーシングトルクRSの方が反応が良く感じてしまう。
これはクランクアームの重さによる慣性モーメントが違うからというよりは抵抗の少なさ故だろう。

重 FC-R700<アルテグラSL<レーシングトルクRS 軽

サイクルモードの時はレコードやデュラクランクはあったけどフラットペダルだったのでいまいち回す感覚では無かったから比較対象としては上げられない。

○メンテナンス
何重にもシーリングされた構造のBBを持つアルテグラSLと比較してもフリクションの少なさは反面メンテナンスやトルク管理はシビアになる。ほぼ剥き出しのベアリングやウェーブワッシャのみの予圧では、一応脱落防止にロックピンがあるとは言えシャフトのネジ緩みには注意が必要だろう。

ウォームアップもそこそこにケイデンス100以上で回したり、アウタートップで踏んでみたり心臓には宜しく無い事甚だしい(笑)。最大心拍217は誤作動だろう(^^;。後でポラールのデータをPCに取り込んだらそれでも最大心拍は188で、平均が171だったが・・・。最大心拍の95%が平均って・・・(^^;。これからちゃんと練習しないといかんな。