T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

最終状態確認

左フォークのブッシュ状態

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左側のフォークオイルに残った大量のヘドロの原因について

フォークのアウターチューブとインナーチューブを分離してフォークの上下動を支えるブッシュを確認してみました。
スライドブッシュの表面を確認すると左側だけ全周に渡って表面のテフロンコーティングが引っ掻いた様に縦筋が入って削れています。
接しているアウターチューブの内壁が長年の洗浄不足によるゴミとかで摩耗して荒れて傷がはいったんでしょうね。15年近く使い続けたらね~(^^;。

カートリッジの伸側減衰ユニットのブッシュメタル

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ホーニングって出来るのかは置いといてこのフォークは底のオイルロックピースがOリングで嵌っているせいで外れないのが洗浄の妨げとなる最大の欠点ですね。Oリングのせいで強力な洗浄剤も使えないし。何度か外そうと塩ビ管に両面テープとかも試したのですがダメでした。
※整備手順書には簡単に取り外した後の図しか・・・(^^;

右フォークのブッシュ状態

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右フォークは綺麗なものでした。

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左フォークのアウターチューブは廃棄するとしてもチタンコートしたインナーチューブは勿体ないので東洋硬化に送って再生すると幾ら掛かるんでしょうね~。昔は高かったです(^^;。
それとも落札したフォークのインナーを送った方が良いのかどうか・・・。

先にGSX-RフォークとMatrisを仕上げてから現行のフォークをOHするのが先ですね。3セットあればシムセッティングを試しつつバイク走行が継続出来ますし。

整備待ちのカートリッジチューブ

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