T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

さてどう解釈したものか・・・

とりあえずデータは採ってみる事にする

飾りに買った訳でも無くツールは使わないと意味が無い。大きな振れが出ない限りセンターゲージは1度使い方を確認しただけ。チューブラーは調整しないのでタイヤを付けたまま。
略語:F/R:前輪/後輪。Bl:ブレードスポーク。BT:バテッドスポーク。Rad:ラジアル組。2x:2クロス組。
DS:フリー側。NDS:反フリー側

Reynolds MV32T

F:20(1.0x2.0Bl-Rad)/R:24(DS:1.8x2.0BT-2x/NDS:1.0x2.0Bl-Rad)

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リム以外は全てDT-SWISS製品。ブレードスポークはNewAero。バテッドはCompetition。最新のMV32T ULはAeroLite辺りを使っている様だが。
2008年から使っているが大きな振れは出ていなかった。
走行距離も少ない上に専用ツールが必要となるためカートリッジベアリングは交換さえしていない。
2011年にオプションの36Tスターラチェットに変更。
測定したテンションは以下の通り。バルブホールから回転方向に数える。
 
 
NDS側は低過ぎて換算表になかったところがあった。

*追記(2011/07/01)

装着状態のブレードスポークはノギスでは正確に測りにくく老眼では更に厳しい(笑)。再度何度か測り直した結果。1.0x2.2mmとなるがDT-SWISSではNew Aeroは1.0x2.0mmだしAeroLiteは0.9mmx2.2mmとなっている。Reynoldsには旧いMV32Tのスペックは見当たらない。MV32T UL~原稿のThirty-TwoはAeroLiteを使用しているためAeroLiteで計算し直した結果を追記しておく。

カーボンホイール測定グラフ(参考値)

グラフ上の数値は丸めて換算表に当て嵌めてあるので一見グラフが揃っている様に見える。
実際の測定値自体は目盛の真ん中辺りとか端に寄ったりがほどんど。テンションメーターの機構上ねじりバネのフリクションとか測定方法とかで容易に数値が変わる可能性が非常に大きいので参考値程度。 
数値の高低はあまり関係無く、前輪なら左右の測定値がある程度の範囲に収束し、かつ振れが0.xmm以下とか後輪ならDS/NDSのテンションの収束と振れとセンター出しが判れば十分って事らしい。
 
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EASTON EC90SLX 2008(R4 Hub)

F:20(1.7x2.0BT-Rad)/R:24(DS:1.7x2.0BT-2x/NDS:1.7x2.0BT-Rad)

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実質未走行。R4SLモデルが販売された後にR4モデルを在庫処分した際に購入(笑)。
カタログの重量はMV32Tと同じだが実際は1200g越えるがどんぐりレベル。
噂通りにスポークテンションは高かった。換算表での数値はReynoldsの倍近い。
だからと言ってReynoldsが軟らか過ぎるとかEastonが硬過ぎとかという事は無い。
 
 
 
 
 
 
 

32mm/50mmハイトの違いかスポークの違いか

ReynoldsのブレードスポークをNewAeroでは無くAeroLiteの寸法で換算した場合、サイズはAeroLiteもCX-Rayも同じ0.9mmx2.2mmか2.3mmで換算表上の違いは測定値次第なんだが、ほとんど差異の少ない結果となった。
 
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50mmカーボンリム(LightCycleOriginal)

F:20(0.9x2.2Bl-Rad)/R:24(DS:0.9x2.2BL-2x/NDS:0.9x2.2Bl-Rad)

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関東に居た頃江戸川区自転車屋からオリジナルホイールを購入。
HubはNovatech製。重量は重い方ではあるが脚が続けば効果は高い。
スポークは知名度のあるSAPIM CX-Rayで組まれている。カタログによると0.9mmx2.3mmのブレードはしなやかだがかなりの引っ張り強度を持つらしい。
バテッドとブレードの違いなのか両方ともブレードスポークで組まれた後輪のテンションの差異はReynoldsより少ない。
 
 
 
次回はアルミリムホイールを調べてみよう。