T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

アクスルスペーサーの寸法を再確認

スペーサー(カラー)の再確認

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4連休前までの平日は雨が降ったり止んだりの中、フロントアクスルシャフトのスペーサー(カラー)を特注する前の寸法について再確認を行いました。ノギスとメジャー測定なので精度はそれなりです。

アクスルシャフトの形状

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スピードトリプル1050のSHOWAフォークは片側ねじ込み式であり左右フォークボトムを繋ぐアクスルシャフトは締め込んでいくと内側に若干突出しがあります。その各部分の寸法を測定しました。

◯測定値
1.ホイールハブ幅:110mm
2.右シャフトカラー幅:22.2mm(再計測後訂正)
3.左シャフトカラー幅:32.5mm
4.アクスルシャフト突出:3.2mm

※計算値
◯フォーク内-内幅:1+2+3+4=167.9mm(約168mm)
◯T595の同参考値:168mm

試しに

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T595のステムと1050のステムではフォークスパンが4mm異なりますが、アクスルシャフト側の内幅はほぼ同値です。

955iは210mm、1050ステムのフォークスパンは214mmです。ただし1050フォークボトムの形状からはボトムケースのセンター中心点を確認し難く分割線みたいなところで適当に測ったら以下の数値になりました。

5.右ボトムセンター-内端幅:22.0mm
6.左ボトムセンター-内端幅:23.0mm

◯ボトム端でのフォークスパン
計測した幅は厳密にはボトム部分のフォークカートリッジのセンターではなく、単なる鋳造分割線?なので正確ではありません。

◯ボトム側フォークスパン:1+2+3+4+5+6=213mm

まあ計算の遊びは此位にしてホイールを装着して規定トルクで締め付けた後で再度キャリパーセンターが間違い無い事を確認しましたので、シャフトカラーの特注を掛けます。ただし小数点1桁分は省略して不足分は0.1mm/0.5mmシムで調整しようかと思います。

その後

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T595と内幅が同じなら現在使っているアクスルシャフトカラーに22.4mmのカラーが有ったので、確認用に1mmシムを入れて22.2mmのカラーと入替えてみました。
ノギスでシャフトの突出しとか計測すると0.2mm程数値が変わってましたが、キャリパーセンターがずれたかと言うと見た目で0.2mmの違いとか微妙過ぎて判りません(^_^;)。

キャリパーからローター外までの距離を測ろうにもキャリパーの形状のせいでノギスを確実に固定するポイントが無くて誤差が大きいので当てになりません。
取り敢えず特注カラーは32mmを発注しました。