T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

スラストベアリング仮組み・スプリング合わせ

ニードルローラーベアリング組込み

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暫く放置して置いたGSX-R用フォークの仮組を進める事にしました。
同じ45mmSHOWAフォークですがGSX-R600用はオイルロックピース固定にOリングが使われていません。
気になるのはオイルロックピースを挿入したインナーチューブを底付状態でメタル・オイルシールを打ち込んでおきました。次にインナーカートリッジを組み込む際に何回かストロークさせて再度ロックピースにチューブを底付きさせておきましたが、それでアウター・インナーチューブとカートリッジの同心が出るのかは不明です。

まあ、気にしても仕方ないのでスプリングとカラーの間に樹脂製のオイレスフランジに3~6を組み込みます。1,2はスプリングの圧力が掛かってフランジが潰れない様に上から蓋にしています。6をステンでは無く鉄にしたのは安かったからです。撓みはしないと思いますがw。

※上から順番
1.ステンシム(OD40mmxt1mm)
2.スプリングジョイント(OD38mmxt1.5mm)
3.ステンシム(OD35mmxt1mm)
4.NTB2035ニードルローラーベアリング(OD35mmxt2.0mm)
5.ステンシム(OD35mmxt1mm)
6.鉄シム(OD40mmxt1mm)

スプリング長確認

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上画像の角度が悪くて少し長く見えますがGSX-Rに付属していたスプリングは上256mm/下258mmです。大体2mm差です。片側だけ経たっているとも考え難いですね。
別途購入したGSX-R600用のMatrisスプリングは260mm。カラーは91mmでMatrisが純正スプリング+カラーの長さに合わせているものと仮定すれば純正バネ+カラーの長さは351mmになります。
※流石に純正以外の長さにするとは思えませんがイタリア製だからな~(^^;。

今回、8.5NmのMatrisスプリングは使わずGSX-R付属バネ(9.0Nm)を流用します。これを純正の長さに概ね合わせるか、長い分にはプリロードアジャスターのセット長からその分差し引いておけば良い訳です。
※セット荷重は用途は異なりますがGVのDVSを参考にします。

OD35mmシム+2mm

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スラストベアリングとスプリングとカラーにを左右組み込んだ全長は大体356mmになりました。メジャー計測ですのでコンマ以下の細かい単位は割愛しますw。