ニードルローラーベアリング組込み

同じ45mmSHOWAフォークですがGSX-R600用はオイルロックピース固定にOリングが使われていません。
気になるのはオイルロックピースを挿入したインナーチューブを底付状態でメタル・オイルシールを打ち込んでおきました。次にインナーカートリッジを組み込む際に何回かストロークさせて再度ロックピースにチューブを底付きさせておきましたが、それでアウター・インナーチューブとカートリッジの同心が出るのかは不明です。
まあ、気にしても仕方ないのでスプリングとカラーの間に樹脂製のオイレスフランジに3~6を組み込みます。1,2はスプリングの圧力が掛かってフランジが潰れない様に上から蓋にしています。6をステンでは無く鉄にしたのは安かったからです。撓みはしないと思いますがw。
※上から順番
1.ステンシム(OD40mmxt1mm)
2.スプリングジョイント(OD38mmxt1.5mm)
3.ステンシム(OD35mmxt1mm)
4.NTB2035ニードルローラーベアリング(OD35mmxt2.0mm)
5.ステンシム(OD35mmxt1mm)
6.鉄シム(OD40mmxt1mm)
スプリング長確認

別途購入したGSX-R600用のMatrisスプリングは260mm。カラーは91mmでMatrisが純正スプリング+カラーの長さに合わせているものと仮定すれば純正バネ+カラーの長さは351mmになります。
※流石に純正以外の長さにするとは思えませんがイタリア製だからな~(^^;。
今回、8.5NmのMatrisスプリングは使わずGSX-R付属バネ(9.0Nm)を流用します。これを純正の長さに概ね合わせるか、長い分にはプリロードアジャスターのセット長からその分差し引いておけば良い訳です。
※セット荷重は用途は異なりますがGVのDVSを参考にします。
OD35mmシム+2mm
