車検前点検中
今年は暖かくなるのが遅いみたいですが、やっと暖かくなったので昨年と同様に車検用の点検整備記録簿の項目に従って2号機の点検を行いました。
エンジン点検1
タンクを外すためにエンジンの始動確認やサイレンサー(マフラー)確認は全体の点検後に行います。
まずはクラッチ側の点検窓からエンジンオイルの状態確認。
タンクを外してクーラント、エアクリーナーエレメントを点検・確認します。
エンジン点検2
マニフォールド・スロットルリンク機構の動きや汚れ具合を確認して清掃しました。
独自点検
点検記録簿の項目にはありませんがインジェクションの流量制御を行うタンクのプレッシャーレギュレーターへの気圧バルブのチューブ。ECUのエアボックス大気圧センサーのチューブ。エアボックスのブリーザーパイプに亀裂などが無いか目視で確認します。画像の同じ色の円で囲んだパイプとチューブが対になります。
黄色はタンクのプレッシャーレギュレーター、赤はECUの大気圧センサー、緑はブリーザーパイプ。
IACVチューブ点検
同じく点検記録簿の項目にはありませんが、アイドリング制御を行うIACVユニットとマニフォールドを結ぶチューブの点検を行います。かなり埃っぽいです。
プラグ点検
前回の点検から1000kmも走っていませんがw。
まだ走行距離は伸びていませんが、大分カーボン堆積が多くなってきた気がします。
ステアリング装置点検
前回グリスアップを行ってからの走行距離は伸びていませんのでステムは脱着せずにステアリングの動作確認とタイヤ・ブレーキの動作確認のみを行います。
次に足回りの点検としてタイヤの表面の確認とホイールベアリングのガタ確認
ブレーキ装置点検1
フロントブレーキ清掃。メタルラバーを塗布してピストン回しと揉み出しを行いました。パッド約2.7mmとディスク約4.3mm残。
ブレーキ装置点検2
同じくリヤキャリパーを清掃。スライドピンを外してグリスアップを行います。ピストンはメタルラバーを塗布してピストン回しを実施。パッドは交換したばかりで新品同様でした。ほとんど走ってないので(^_^;)。
リヤサスペンションリンクの点検
グリスアップして1000km走行後のリンクは充填されたグリスが生きているせいか滑らかに動作していました。
サスペンションの異音?
NITRON装着後から気になっていた異音。
サスペンションが上下に動作すると異音が小さくなるため発生箇所の特定がなかなか進みませんでした。
今回ショックアブソーバーのアッパーマウントを前後に動かすと微かにピボット部から軋み音がしている気がします。暫く動かすと音は消えてしまうのですが、この軋みが拡大されているのか?
まあ損傷やガタやオイル漏れではなく音だけなので車検には影響無いですが。ゆくゆくはオーバーホール時に取り外して確認する事になるとは思います。
電気・保安装置等点検
点検作業中は端子を外して充電器を接続して充電を行っています。Aquaprovaのヒューズ取り出しが邪魔ですがw。
概ね点検は完了したのでタンク・外装を元に戻してエンジン始動して電装周りやハンドルロック等の保安装置の点検を行いました。