T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

アリオネ vs アリオネ

土曜日に走り回ったお陰で、日曜は朝から鼻から目から垂れ流し状態(^^;。出掛けるのは止めざるを得なかった。
土曜日にKleinのサドルを新しい08アリオネに交換して走ってみた。使い古してサドルのクッションが柔らかくなってはいるが07アリオネを使っていた。

アリオネシリーズ

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上から07,08アリオネ、アリオネCX。
自転車を始めてからポジションの決まっていない時期に着座位置を変更出来るアリオネは、腰が立てられない事による鼠径部の痛み以外の痛みの対応に使えた。
主な違いはサドルの重量。主にレールの材質がチタン、K:uim, カーボンによる違いだろうか。と思っていたらサドル形状が微妙に異なっていた。

07アリオネ

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一見、先端から後部までフラットに見えるアリオネだが、サドル後部がわずかに盛り上がって腰をサポートする。後ろに座れば強度のあるサドル面に腰を据えてトルクを掛けたペダリングする事が出来る。

08アリオネ

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経年変化によるものかもしれないが、08の方が後部の盛上がり角度が上がって腰の安定性が更に良くなった様に感じる。逆に細身の前半部はWing Flex機構と相まって脚の動きを邪魔しない形状となる。高ケイデンスで回した時は少し前に座って回してやれば良い。

アリオネ CX

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アリオネの軽量モデルとなるCXはアリオネと同様のサドル形状を備えているものと思っていたが、使ってみると微妙に腰が落ち着かず、長距離の走行では鼠径部への圧力と内腿が接する箇所(画像で2条の皺になっているところ)が擦れて痛くなっていた。

レール位置

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最初はフレームサイズの異なるKleinからHeliumへのポジションの違いからサドル位置も異なるし、ハンドル-サドル落差が大きくなったためかと考えていたが、Heliumで付け替えてみるとやはり腰の据わりが違う。

サドル形状の違い

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それぞれのサドルを目で比較すれば違いは判りやすいのだが画像では判りにくいため、着座位置から内腿が接地する部分をメジャーで測ってみた。どうやら同じ位置でCXの方が台形に近くなっている様だ。その結果ペダリング時に上下する脚の内腿がサドルに当って皺が寄っていた。

ノーマルのアリオネでポジションが出ているが、軽量なCXも捨て難いので再度サドルの位置と角度を見直す事にしよう。なにより勿体無い(笑)。