T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

桁違い

サーミスタの抵抗値

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昨日の暇潰し冗談ネタはさておき、今日は真面目に955iとAcewellデジタルメーター付属の1/8PTのサーミスタの抵抗値を測定しました。

955iは直接サーミスタの抵抗値を測定した訳では無くECUから純正水温計への入力線の抵抗値になります。回路図によれば途中に100オームの抵抗が追加されています。
冷間時は163オーム(テスタの抵抗レンジは200オーム)でした。
代わってAcewellの付属サーミスタの抵抗値は冷間時126.8キロオーム(レンジは200Kオーム)になります。
オートバイの水温センサーに使用されているサーミスタはセンサーの温度が上がれば抵抗値が下がる特性を生かして水温管理を行います。
ただし抵抗値の桁数レンジが全く異なるサーミスタを別の水温計に使おうとしても抵抗値のレンジが違うと互換性はありませんw。
955iの純正水温計は20~150オーム位までの範囲を表示しますが、Acewellは20~150キロオームの範囲を温度換算して表示する訳です。
約30キロオームの抵抗で嵩上げしても955iのサーミスタからはキロオーム単位では小数点以下の抵抗値しか変化しない訳ですから温度が変化しないのは当然です(笑)。
純正のサーミスタの測定値はECUの燃料マップ制御と冷却ファン制御に利用されるため取り外して入れ替える訳にはいきません。
素直に英国からM6温度センサーが届くのを待つしかありません・・・。
2週間経ちましたが、まだ発送の連絡はありません。

多分90度位の熱湯

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試しに沸騰させた熱湯にサーミスタを漬けてみましたw。抵抗値は23.8キロオームです。