T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

前下がり→後上がり

サスペンションリンク・メンテナンス

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リヤサスのリンク部分のメンテナンスを行いました。
フレームとスイングアームのピボット側はエキパイを外さないとネジが外れないし最終的に昔作ったボトムリンクのリンケージに変更するので今回も実施しません。
2002年以降対応のサイレンサーを装着している関係上、ピボットのトルクスボルトを外すにはサイレンサーを取り外す必要があります。
ジャッキアップポイントの右はクラッチの下、左はサイドスタンドステーで荷重を受けています。またリンケージのボルトを抜いても車体が動かない様にタイヤと車体後部をジャッキで支えています。その他にリンクとエンドアイのネジ穴位置合わせにも使います。

ベアリング状態確認

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ボルト・スリーブ・ニードルローラーベアリングは1年弱のメンテにしてはベアリング内部グリスは汚れていますがグリスはそれほど抜けていません。シャフトのグリスも残っています。
ただシールが1個ダメになっていました。駄目なシールのみストックしてある予備シールに交換しました。

予備シール交換とグリスアップ

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破損したシールのみ予備のシールに交換しました。指では押し込めないので予備のオイルシールウォーターポンププライヤーで押し込みました。画像はまだちゃんと押し込めてない状態。
このシール、webikeの純正パーツに掲載されているTriumphのカタログから番号が消えていますね(T3600040)。サイズは同じ(20x26x4)なのでSpeed Triple1050のパーツ(T3600178)が使えると思いますが。ちょっと厚めのスズキのやつでも使えそうな20x26x4.5?(09284-20003)。
シールリップには防水のシリコングリス。ベアリングにはShimanoのハブベアリング用リチウムグリスと有機モリブデンを含むラバーグリスを合わせて塗り込んでいます。

後上がりに

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エンドアイのピロボールにあるハイトアジャスターを緩めてサスペンション全長を伸ばしました。
サスのロックナットは二面幅19mmのM12。取付ナットを緩めて1回転半伸ばしました。
エンドアイが伸びたためずれた穴の位置はリヤタイヤのジャッキを伸ばして調整してボルトを嵌め込みます。
エンドアイをリンクプレートの穴と中心を合わせるのがかなり面倒でしたw。
次はフロントフォークの突き出しを戻す予定でしたが、天気も悪くなりそうでまた後日になりそうです。