T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 黒塗装中

残り半分の下拵え

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下半分の黄色塗装が概ね完了した次の日に残った上半分の黒部分の再塗装を行います。黄色部分にマスキングを施していきます。
塗装前にプラリペアで補強した箇所の表面を電動リューターにロールサンダーを装着して削って適当に整えます。サンダーが当てられない角部付近は放置。それからサフェーサー代わりに残っていた艶有りアクリルブラックを塗りました。
表面を整えたら本塗りのメタリックディアブロブラックを塗りますが、その前に試しておきたい作業を先に行います。

パールコート塗膜確認

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同色のイエロー同士ではパールの効果が判り難いため塗り重ねてバナナ色になってしまいました。そこで再塗装前にブラック表面にイエローパールコートを試し吹きして表面を確認します。本当にイエローパールなのか判らなかったし、普通は試料用板を用意して試し吹きするんでしょうが(^_^;)。
カウルの鼻先とライト横両サイドと裏側にパールコートを吹いてみました。
軽く一回噴射するとパールのキラキラした奴が散る感じ。追加で3回ほど噴霧すると表面は薄くイエローっぽいキラキラ感が増します。
パールのフレークはかなり小さいため噴霧回数を増やして塗膜を厚くしないとイエローパールっぽくはなりません。なので塗る回数によってはパールのフレークがかなりの厚みになると思われます。ちょっと塗った程度ではパール塗膜の厚みによる下地色の透過具合は判りません。重ね塗りすればパールの反射によって黄色より白っぽさが増すのは経験済みですがw。
下地色とパールの重ね塗りを組合せてを探す以前に色んな厚みでムラなく均一にパールを調整して塗布するのはスプレー缶では無理ですね。噴射範囲が調製できるエアブラシとパール量を加減する調色の方でしょうね。

ブラック塗装1回目

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午後からメタリックディアブロブラックを塗装する作業を開始しますが、黒の表面だと矢鱈と細かい埃がカウルに飛んでくるのが判るため事前の脱脂・埃取りが欠かせません。
ブルーシートを張った布団干しで囲んでいますが当然ながらあまり効果はありませんw。

今回初めて使うメタリックディアブロブラックはカワサキ系純正色らしいです。

塗装2回目

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20分程の乾燥時間を経過して溶剤の揮発を確認してから脱脂・埃取りの後で塗装作業を再開します。塗り重ねていくとメタリック感が薄れていく様な。
陽射しの出ている時間も短いので温めたスプレー缶から塗料を噴霧していきます。

塗装3回目

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この後十分に乾燥させてから明日にでも研磨を行い上手く行ったらウレタンクリアーで塗装する予定です。
週末は天気が悪そうですし日に日に気温が下がってきているので急がないといけません。