T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 リヤキャリパー・チェーン清掃

朝から掃除

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台風通過後の連休は陽射しが強くまずますの天気。人出が多そうなので朝からやり残していたリヤキャリパーの清掃を行います。

キャリパーの汚れ具合

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ネジを緩めてサポートからキャリパーを分離します。ピンスライドキャリパーからパッドピンとパッドを取り外します。

1号機と比べて車検取得時以後はあまり整備していないので汚れが酷いです。パッドは厚みが少なく交換時期の様です。在庫有ったかな?

キャリパー清掃前と後

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ピストン側面には錆も発生していました。
スライトピンを取り外してキャリパー本体を洗浄後ピストン表面の錆落としとピストンの揉み出しを行います。スライドピンは清掃してラバーカップ共々グリスで保護しておきます。

なんじゃこりゃ?

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Triumph用で購入して保管していた新しいパッドはスライドピンに固定される爪の向きが逆のものでした。昔購入した際の正しい品番はFDB497です。Triumph車種適合一覧表を見た際に同じTriumphでもSprint系のパッドを買ってしまった様です(^_^;)。
間違えない様に在庫のあるDaytonaの旧ゴールデンパッド(型番68227)を発注しました。

チェーン清掃

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ひとまず古いパッドを組み付けてキャリパーを組み付けた後、純正チェーンを清掃する事にしました。
純正はメッキプレートではないためプレート表面は錆びますがスプロケットの歯の減りや固着やガタが出なければ清掃してチェーンルブを給脂すれば長持ちします。

何時もの波止場

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買い物ついでに2号機を試乗します。天気の良い連休で人出も多そうです。買い物したらさっさと帰りますw。

リヤブレーキはスライドピンの動きが元に戻ったお陰で細かい効きが良くなりました。
フロントのリザーブタンクから少しフルード漏れてタンクの底が濡れてました。
昨日ピストン揉み出しの時にピストンを動かすのでタンクの蓋開けた際に少し漏れたのでしょうか。

1号機もチェーン清掃

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2号機のチェーンの動きが良くなったのを見て1号機もチェーンを清掃する事にしましたw。スプロケットカバーを外して溜まっていた泥汚れを落としておきます。

955i-2 プラグ・エアフィルター点検・他

朝飯前に下準備

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台風が来る前に2号機の点検をある程度進めようと思います。

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早朝わんこの散歩に行った後に少々時間が空いたので2号機のタンクを降ろします。
タンクの脱着前にタンクカバーとシートカウルとステム整備の準備としてフロントフェンダーも取り外しました。
これでエアフィルターとプラグの点検が可能になります。

ホース・配線類の点検

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タンク脱着時に付属するホース・配線類に問題が無い事を確認します。
ガソリンのセンダーセンサーへの配線は切断しているため不要ですが、ガソリンのドレンホースやレギュレーターのホース・ポンプへの電源線や燃料ホース、周辺を通る配線など被覆にダメージが無い事を確認します。
燃料コネクタのOリングも忘れずに確認します。

エアフィルター点検

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2号機のエアボックス内部も経年の細かな埃が付着している以外はフィルター表面は問題無さそうです。
この特殊コットン製のエアフィルターはK&Nと思っていましたが違うメーカーの様です。後で確認します。
続いてプラグの点検の準備のためエアボックスを外す作業に入ります。

ブローバイホースの位置

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1号機と2号機共に同じ年式のスピードトリプル955iの筈ですがエアボックスへのクランクケースブローバイホースの接続口が異なります。
エンジンのクランクケースからの取り出し口はケースの左側にあるためホースが短くて済むのは2号機ですがホースバンドクリップを掴むロックプライヤーが入り難くて少し手間ですw。

IACVユニット・マニフォールド点検

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IACVユニットとマニフォールドの状態を確認しました。
IACVユニットとマニフォールドの汚れはそれなりでした。軽く汚れを拭いておきます。

またか

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IACVホースを点検していくとゴム部に亀裂があるものが見つかりました。加えてゴム部がパイプに固着して筈そうとすると割れてしまい無傷で取り外す事が出来ません。1号機と同様にホースごと交換するか。

代用ホース作成

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買い置きしていたシリコンホースは1号機に多くを使用したため2号機のホース全て置き換えるには長さが足りません。
そこで以前に試作した様に真ん中はコルゲートチューブのままで両端部分だけシリコンホースで代用したホースを使う事にしました。内径8mmのホースに6mmのホースを差し込んでコルゲートチューブとマニフォールドの接続パイプの両方の径に嵌る様にしました。

漸くプラグの点検に掛かれます。

プラグホールの点検

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ダイレクトイグニッションユニットのシーリングを確認してホールを覗き込みます。
全プラグホールは乾燥していましたが2番のプラグホールに昔の錆が残っています。
プラグのハウジングは問題無さそうです。走行距離が短い分1号機よりは劣化が少ない状態です。

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ダイレクトイグニッションユニットのM6固定ボルトに緩み止めのカスが残っていました。取り敢えずネジを清掃して何も付けずに戻しました。T595の頃から締め忘れは別にして緩み止めが無くても緩んだ事は無かった気がしますが、Triumphのやり方なんでしょうね。

スパークプラグの確認

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右の3番から1本ずつ取り外してプラグの状態を確認します。
前回交換したのは中古で購入した直後の2019年の11月14,493kmでした。
車検取得後からまだ2500km程しか走行していないためどのプラグの電極は綺麗に焼けています。3番プラグの電極の根本にススが付着しているのは1号機と同様です。ずっとNGK(安いので)のイリジウムプラグを使っていましたが、2号機にはDENSOイリジウムプラグを使いました。見た目の状態としてはDENSOの方が綺麗に焼けている気がします。

プラグホール比較

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1号機と同様に2番プラグホールが若干水分で錆びてゴミがあります。車体の中央にあって上にエアボックスとタンクが被さっているのに何処から水分が侵入するのやら不思議ですね。プラグのハウジングが邪魔をして手押しポンプではゴミが飛びそうにもありません。

エアフィルター比較

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上がK&Nフィルターの型番TB-9097です。コットンフィルターの折り目の数が異なりますし、側面に型番が記載されていません。
特殊コットン製エアフィルターはK&N以外のメーカーにも幾つかある様ですが購入記録が見つかりません。
まあK&Nのクリーナーやオイルがそのまま使えるので問題は無さそうです。整備済みのK&Nフィルターをセットしてタンクを元の様に組み付けて午前中の点検は完了しました。

リンクユニット取り外し

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午後からはリヤサスペンションの純正リンクユニットを点検します。
2020年の5月と10月にリヤからのきしみ音の調査でスイングアームピボットを点検した際にリンクを整備していますのでそれほど汚れてはいないと思います。もっともベアリングは一般的な稠度のリチウムグリスしか使っていませんからグリスアップには丁度良い頃合いだった様です。

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リヤサスペンションの下ピロボール部やリンクユニットを挟み込むカラー・スペーサー・ダストシール・スリーブも清掃し、内部のベアリング・インナーダストシールにグリスを補充しておきました。
今回はシールとニードル部にベアリング用のリチウムグリスを補充しておきます。スリーブ表面・ボルト軸にもグリースを薄く塗り延ばしておきました。インナーのスリーブとフレームやリンクアームの隙間を嫌って薄いスペーサーシムを間にはめ込んで組み付けます。

ボルトを差し込んである程度締めたらトルクレンチを使って設定したトルクで締めていきます。

1.前:フレーム-リンク側:90Nm(標準95Nm)
2.後:スイングアーム側:50Nm(標準48Nm)

 

台風が通過したらフロントのステムベアリング、前後ブレーキキャリパー清掃を予定しています。前後スプロケットとチェーンをどうするかは後で決めます。

955i 彼岸花巡り

宮村川沿いの

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去年も訪れた無窮洞の近くの田んぼです。

台風が停滞しているせいか長雨から晴れ間が戻ってきましたので、整備の終わった1号機の確認も兼ねて大村の鉢巻山まで彼岸花を見に出掛けました。
最終的に鉢巻山を目指しますが、まずは無窮洞(昔の防空壕)まで1号機を走らせます。
ここは国道の南側に川を挟んで田んぼが広がっておりそこを囲う様に彼岸花が植えられています。
まだ咲いていないのもありますが刈り入れ前の稲穂をバックに赤い花を咲かせていました。

鉢巻山まで

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田んぼから国道に戻って川棚から東彼杵の海沿いを南下していきます。東彼杵インターの先から大村湾グリーンロードを走って鉢巻山展望所に到着。彼岸花はそこそこ咲いていましたので一通り見て回る事にします。

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陽射しが強くジャケットを脱いでも彼岸花の間を歩き回っていると汗が出てきます。展望所では白と赤の彼岸花が敷地の大半を占めています。1輪だけ黄色の彼岸花があります。まだ完全には咲いていませんでした。

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見頃は来週辺りでしょうか?

江の串の棚田

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鉢巻山から大村湾グリーンロードを戻って江の串の棚田まで戻ります。
撮影場所は棚田に向けて下りになっているのでギアを入れて停車しますが、今日は風が強くて撮影中に倒れないかヒヤヒヤものでした(^_^;)。

千綿駅

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江の串の棚田から降りて千綿駅で休憩します。今日は暑い位の良い天気になりましたが台風の影響で週末はまた天気が悪くなりそうですね。波佐見にある鬼木の棚田にも立ち寄ろうかと思いましたが時間が遅くなったので、また天気が回復してから見に行く事にします。

点検後の確認結果

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プラグ交換とIACVホース接続が正常になったお陰でアイドリングは始終安定していました。交通量の多い街中でも2000rpm以下の低速でも粘りが出て乗り易くなりました。ピストンのデポジットが気になるのでオイルにCASを追加しようかと思います。
ステムの給脂とフォークの突き出し+1mmは倒し込みの時点で車体のリーンとステムの舵角の付き方のタイミングが逆転した感じでまだ慣れていません。下りながらの旋回時の安定感は以前よりは良くなった気がします。勘違いかもしれませんが。
リヤサスも若干動きが多いので少し締め付けトルクを変更しようと思います。

955i-2 只今準備中

2号機点検準備

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秋になって台風の影響で雨が降ったり止んだりで湿度が高く蒸し暑い感じです。
まだ定期点検記録簿は記入していませんが、ほぼ点検の終わった1号機に代わって雨降りの合間に2号機を作業スペースに移動しました。

点検・交換箇所の追加確認に外面を一通りチェックします。
バッテリーは上がり掛けで始動出来ず補充電中。まずは気になるところから。

チェンジシャフトシール

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シールを何度替えても直ぐに漏れるシフトシャフトのオイル滲み。
リヤスタンドで直立させている1号機と比べてサイドスタンドのみの2号機は長期間の停車には不利なのは判りますが、オイルシールだけの問題じゃ無いのか?

定期的に拭き取れば問題ないレベルだと思いますが手間ではありますね。

シフトペダルロッドエンド

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ボディ表面が錆びたチェンジペダルのロッドエンドに予備あったかな? 一応探してみる事にします。もっともピロボールの動作・ガタに問題が無ければあまり気にしませんが。

チェーン・スプロケット

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それほど距離は走っていませんのでスプロケットの歯は問題無さそうですが純正チェーンのプレート表面の錆が増えてきました。チェーンピンにガタや固さが無ければ継続して使っても良さそうです。リヤリンクの点検の際にチェーンスライダーの状態と共にまとめて確認します。

フロント周り

f:id:t595bb1:20210912165703j:plainエンジン部から前に回って確認します。
フロントタイヤやフォーク周りは取り外す予定なので操作系・配線類に問題が無いか外面・動作確認含めて確認します。フォーク変更に伴ってブレーキキャリパーを変えていますからステムベアリング点検時に一緒にフルードの劣化やパッドの厚み確認するだけで問題無さそうです。

リヤ周り

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バックステップのペダル類を確認した後はサスペンションリンクの状態を目視で確認します。こちらも一旦リンクユニットごと取り外す予定なのでざっとです。

オイルは交換済み

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エンジンオイルは最近交換したばかりなのでレベルゲージ窓からオイルレベルだけ確認します。

予備のロッドエンド

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大昔に手に入れた予備のバックステップから未使用のロッドエンドを外してきました。
同じボルト径6mmの左ねじです。MTR製BNM-6L型番です。

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結局はピロボールの状態を見て専用のグリスガンは持ってないのでピロボール表面にグリスを塗って錆を落とすだけにして再利用する事にしました。

ロッドエンドは新規に右ねじ・左ねじ用を後でまとめ買いする事にしました。

Demio:フィルター交換

エアフィルター交換

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家のDemioも12年を経過して法定点検を受けた際にバッテリー、ワイパーゴム、エアフィルターとエアコンフィルターの劣化を指摘されました。

ワイパーは保留。バッテリーは補充電しつつ継続利用する事としてフィルター類を交換する事にします。エアフィルターはDENSO純正品からモノタロウ製品に変更しました。

エアコンフィルター交換

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エアフィルターは交換に5分も掛からないのですが、エアコンフィルターは運転席側のセンターコンソール基部奥に点検口があり身体をハンドルの下に潜り込ませる必要があります。

加えてエアコンフィルター(緑色)が2段重ねで上側を差し込み上げた後に落ちてこない様に上フィルターを支えつつ下を一直線になる様に溝に沿って差し込むという作業をやらないといけませんでしたw。

フィルターは新旧共にDENSO製でした。前回は自分で交換していないので判りませんでしたが上下フィルターの左右が逆になっていました。まあフィルターの向きが合っていれば機能的には問題ない感じです。

955i ブレーキキャリパー清掃

良い天気

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雨が降るかと思ったら金曜まで晴れ予報。気温は高いですが風は涼しく初秋の雰囲気です。

リヤブレーキキャリパー清掃

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リヤキャリパーを先に清掃します。
ピンスライドキャリパーからピンとパッドを取り外します。
キャリパー本体は清掃しピンは汚れと錆を落として耐水グリスで保護。パッドは厚みを確認後に角のバリを削っておきました。
ピストンシールにメタルラバーを塗布してピストンを揉み出しておきました。

フロントブレーキキャリパー清掃

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前に回ってM50キャリパーを清掃します。
未使用品を使っているのでそれほど汚れてはいません。
パッドを取り外してパッドスプリングを取り外してキャリパー本体とパッドスプリングを清掃後、ピストンを揉み出しします。

汚れ

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水洗いしたキャリパー表面の汚れは主に砂っぽい感じです。

その他

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ブレーキキャリパー清掃に加えてブレーキ・クラッチレバーピボットへの給脂、チェンジペダルピロボール、チェンジペダル/ブレーキペダル軸、サイドスタンドピボットへの給脂を行いました。

ブレーキラインの状態、ブレーキ灯の点灯確認は日常的に行っていますしクーラントの液量確認も終わっていますので、これで点検は完了したかと思います。

955i プラグ・エアフィルター点検

エアフィルター点検

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昨日に引き続きガソリンタンクを取り外してエアフィルターの点検を行います。
エアボックス内部に経年の細かな埃が付着している以外はK&Nフィルター表面は問題無さそうです。
続いてプラグの点検の準備を行います。

エアボックス脱着

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上のサーモユニットのボルトを取り外しエアボックスに配置されているセンサーカプラ、ホース類を取り外してエアボックスを後ろへ引き抜きます。

IACV・マニフォールド点検

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エアボックスを取り外しプラグの点検に掛かる前にIACVユニットの汚れとIACVホースの状態を確認しました。汚れはそれなりでした。軽く汚れを拭いておきます。

IACVホース脱落?

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取っ手付きホースクリップを使ったせいかエアボックスのスポンジに押されてIACVの2番ホースが緩んで外れそうになっていました。

若干アイドリングが不安定になっていた一因かもしれません。後で固定方法を変更します。

プラグホール周辺の点検

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ダイレクトイグニッションユニットを取り外してプラグホール内部を点検します。
ダイレクトイグニッションユニットのシーリングを確認してホールを覗き込みます。

1番,2番は乾燥していましたが3番のプラグホールに若干水分が付着しています。プラグも若干錆びている様です。

スパークプラグの確認

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1本ずつ取り外してプラグの状態を確認します。前回交換したのは2019年の3月44,690kmでした。去年の車検の時は6,000km走行時点だったため点検のみでした。1番,2番の状態は良好です。3番プラグのみハウジングの部分まで錆びてガスケット周辺に緑色の結晶体が付着しています。

3番プラグホールの詳細

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色からすると緑色のクーラントが上から流れて乾燥した結果みたいですが、前回の2020年の6月車検前点検でプラグ点検を行う以前の5月に赤色のクーラントに交換しています。去年の点検時点ではプラグ自体に多数の結晶の付着はありませんでした。

エンジン自体はクーラントの循環通路はシリンダーヘッドの左側面から燃焼室周辺を通ってシリンダーライナーへと下がっていきます。可能性としてはエアボックス上にあるサーモスタットユニットからの漏れですが、今クーラントは赤なんですよね~(^_^;)。
現状は正体不明ですが何処からか(恐らくはイグニッションユニットの合口)緑色の液体が3番プラグホールに侵入している感じです。オイルでは無く少量で乾燥しているため経過観察する事にします。
汚れを燃焼室に落とさない様にプラグを取り付けて手押しのエアポンプでゴミを飛ばしておきました。前回と同様にダイレクトイグニッションユニットのシーリング部分には耐水グリスを薄く塗っておきました。

2番プラグホール詳細

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若干水分で錆びてゴミがありますが、通常はホール内部は乾燥しています。
しかしピストンヘッドにかなりカーボンが溜まっていそうな感じですね(^_^;)。こちらもエアポンプでゴミを飛ばしておきました。

それぞれ1本ずつプラグを新品に交換しておきます。

IACVホース固定

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一度エアボックスを装着しますが取っ手付きホースクリップでは取っ手部分がボックス底面に貼ってあるスポンジに押されてホースが緩んでしまうため、暫定ワイヤリングに固定方法を変更しました。ホース同士が隣接して余裕が無いためねじ式のジュビリークリップでは無いのを選んだのですが駄目でしたね。まあ高圧が掛かる訳では無いのでシリコンホースの弾力だけでも問題は無いと思いますが念の為。

交換したシリコンホース自体は全く劣化は見られませんでした。

エンジンの始動確認

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IACVホースの確認にエアボックスを2度脱着する手間が掛かりましたが、予報より早めに降り出した雨が本格的になる前にタンクを取り付けてエンジン始動確認まで完了しました。ガソリンコネクタのOリングの劣化も無くガソリンの漏れはありません。

明日からずっと雨予報なので来週以降に天気が回復したら前後ブレーキの点検に掛かります。
引き続き2号機も点検する予定です(^_^;)。