T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i 復元中

ハゲタカ

ブレーキ一式をbb1にハゲタカされたので、以前のBPF仕様(320mm/NISSINキャリパー)に戻す事にしました。マスターは11/16ラジアルマスター中古品を仕入れました。

ホースは使い回しましたが、アルミやステンが混在してバンジョーの角度が合ってないので後日変更する予定です。

清掃中

リザーブタンクにフルードを入れてエア抜きとキャリパーのピストン清掃を行い動作確認を行いました。BPFも整備が必要ですがまずは試走して状態を確認する事にします。

 

955i-2 締め直し

ライトステー締め直し

最近は昼間しか走らないので気が付くのが遅れましたが、ヘッドライトの光軸が下がっている様で光が手前を照らしています。確認するとラバーワッシャーを介して固定しているヘッドライトステーのボルトが右側の上下2本緩んでナットが紛失していました。

2号機は丸目2灯のストリートトリプル用ヘッドライトステーをアルミプレートで延長して装着しており、更に重量のあるYZF-R6のカウルとヘッドライトを取付けているせいでしょうか。右側だけ緩んだのは不思議ですが。

ナットに緩み止めのロックタイトを塗布して締め直しておきました。

ステム締め直し

予報外れて雨が午前中まで残り、午後も路面が濡れてたのでリンク整備で気になったステム締め直しを行います。

前後をスタンドで上げてハンドルバーをベルトで吊り上げてトップナットとトップブリッジフォーククランプボルトを緩めてトップブリッジを外します。後はロックナットとアジャスターナットを緩めて締め付けトルクを再調整します。

調整はフックレンチに取付けたトルクレンチで行うため設定値と実際は若干トルクが異なりますが、前回は33Nmで締めてから13Nmで締め直ししています。今回は38Nmで締め付けて19Nmで締め直しました。ロックナットは44Nm。トップナットは90Nmにしました。

それから総容量3.5Lでフィルター交換時の追加オイル3.2Lでは下限以下に下がるため、オイル0.3LとFM2.65を50ml追加してガス補給にお出掛けします。

ガソリン補給に

走り出すと前日にフォークの設定を変更しており寒くてタイヤの空気圧も若干下がってる感じです。

何時もの波止場を経由しても大した距離では無いためオイルを温めるまではいきませんが、暖機を少し長めに取ってガソリンスタンドへ。前回の佐賀空港往復で燃費18km/l位。

タイヤの空気圧を確認して減衰は元(左右共に一回転戻し)に戻しました。

955i-2 リヤリンク整備

リンク取外し

またリヤサスペンションのピボットから音が出始めたためリンクの整備を行います。前回、異音を解消したのはOH後のNITRON取付け時2022年9月の頃でした。

リヤサスペンションのリンクのボルト・ナットを緩めた後で前後スタンドで車体を直立させて、中央をジャッキスタンドで上げてリンク部分に掛かる力をフリーにしてボルトを引き抜きます。

最初にフレーム側のリンクを取り外します。前回から1300km程の距離で汚れはそれなりに付着しています。

取外したリンクのベアリングはグリスが残っており水等の浸入は見られません。フレーム側リンクのロングスリーブも綺麗です。サスピボットの短いスリーブにベアリングの痕らしきものは見えるものの引っ掛かりは無し。

スイングアームのドロップアームのピボットは2021年にSUZUKIのダストシール交換しておりこちらは省略。

リンク整備

取外したリンクのベアリングはグリスが残っており水等の浸入は見られません。フレーム側リンクのロングスリーブも綺麗です。サスピボットの短いスリーブにベアリングの痕らしきものは見えるものの引っ掛かりは無し。
サスの上下ピロボールもグリスが残る状態で果たして何処から音がするんだろう?
ベアリング、スリーブ、ボルト、ピロボールを全てグリスアップして組付け。

サスペンションの上ピボットの取付けとフレーム側リンクにはフレームとスリーブとの間にワッシャーを入れて幅を調整しているため取付けに時間が掛かります。

ダストシール交換

リンクを再組み立て中にスリーブを入れてリンクにボルトを通すと内側の純正シールだけリップが割れました(^_^;)。前回と同様にSUZUKI純正部品のダストシールに置き換えて交換していきます。SUZUKIのダストシールのストックは1台分有りますが割れてないシールはまだ交換しません。

組立完了

先に仮留めしておいてスタンドを外してからトルクレンチでボルトを締付けます。トルクは上35Nm、フレーム側84Nm、サスペンション側63Nm。

作業完了後にサスを動かしても音は聞こえなくなりました。チェーンを若干張り直し。
減衰設定自体は変更していませんがリヤの動きに合わせて、フォークのプリと減衰を再調整中しました。プリロード半回転緩め、伸圧減衰は1-1/4に緩め。

フォークの動作確認中にステムのガタが気になりました。現状、静止状態でブレーキ掛けて押すとガタを感じます。リヤを整備したし、ちょい締め直しした方が良さそうです。

スピードトリプル1050のステムを使って正立フォークから倒立化した際にステムをダブルナットに変えています。ベアリングは倒立化以前よりアンギュラーボールに変更済みです。ステムの締付トルクは後年式のスピトリ1050と同じ15Nmを基準にして動きは良くなりました。

前回アジャスターナットは35Nmで締付けた後に再度15Nmで締付け直し、ロックナットは35Nm、トップナットは90Nmで締付けていました。トルクレンチに取付けたフックレンチで締付けているため計算上の数値と実際のトルク設定数値は異なりますのでガタについてはトルクの微調整が必要かと。

955i-2 初乗り

佐賀空港まで

2024年最初のツーリングです。

オイル交換後の確認も含めて前回は道の駅で引き返したルートを波佐見~嬉野を通って佐賀県南部を横断するルートを辿って、前回に若干停滞した箇所を迂回するルートを追加して佐賀空港まで走ります。

晴れてはいますが風が冷たいです。革ジャケットの下はメリノウールとインナーだけでしたが、道の駅しろいし手前のコンビニでチンガードに内蔵されたチンカーテンを引き下げ、インナーグローブ追加とインナーにウインドブレーカーを着込んで再スタート。有明海沿岸道路を北上しました。それでもヘルメットに冷気が流れ込んで来ます。

佐賀空港

有明海沿岸道路六角川大橋を渡って国道444号に降りて佐賀空港まで。ゲート式駐車場以外に停めるところも無さそうなので直ぐに出ます。

空港から国道に戻らず海側の道を走ります。海沿いは堤防に囲まれてるみたいで国道に戻って白石方面に戻ります。

よか干潟

途中で干潟よか公園の標識を頼りに海を目指して堤防まで突き当りますが標識も無く公園らしきものは見当たらず。

堤防に登ってぐるっと見回すと割と近くに展望台みたいな建物があるところが公園みたいです。干潟を見たかっただけなので寄らずにそのまま帰ります。

帰りは白石から県道28号を武雄に戻りますが、寒いせいなのか低速のパーシャルからアクセルの開け始めが若干グズ付きます。佐賀空港に行くまでは何の問題もありませんでしたし、開けてしまえば問題なくエンジンは吹け上がります。外気温計は8度程度です。

武雄の混雑する市街地を迂回して国道34号に戻り有田まで戻ってコンビニでトイレ休憩後、再スタートしたら症状は収まって直りましたが原因は不明です。ガソリンに入れてる添加剤やラジエーターやオイルクーラーに施した防寒カバーは関係ないと思います。

それよりヘルメット内の冷気で顔が冷えてこめかみが痛くなるので夕方はフェイスマスクが欲しいところですね。

955i-2 防寒対策

走り納めは

今日も暖かい日になりそうで10月中旬に整備してから全く動かしてなかった2号機を久しぶりに起動しました。
2日前に辿ったルートで佐賀空港まで行くかと同じルートで波佐見~嬉野~鹿島を抜けて有明海沿岸道路の入口の白石まで来て飽きました(^_^;)。交通量が少ないルートとはいえ市街地はつまらないし、しかも前より風が冷たい。

道の駅しろいしでコーヒーでも飲む積りが自販機が意外に高く、駐車場でTRX850乗りの方と暫く話して時間が過ぎたので、引き返して真西にショートカットして武雄まで戻っ来きました。交通量の多い武雄市街地を抜けたコンビニでコーヒーを飲んで帰りました。世間は年末進行だから仕方ないか、
気温が低いせいかエンジンの調子は良いものの若干ギアシフトが固かったので、オイルクーラーカバーが必要かもしれませんね。

来年車検

翌日、家の掃除と走らせたバイクの簡単な掃除を行いました。

2号機は来年の3月に車検が控えてます。リヤサスがまた音を出し始めたので車検までにリヤサスのリンクの整備とオイル交換を行って車検に備える事にします。

元旦から

年が明けて天気が不安定で外出がままなりません。昨年久しぶりに2号機を走らせて気になったシフトタッチを改善する作業を行います。

事前に買っておいたPPシートでラジエーターとオイルクーラーのカバーを作成します。カッターで適当に切ってヒートガンで熱を加えつつ角を曲げて側線バンド用の穴を空けるだけの簡単な作業です。

取付けてみるとラジエーターは1/3程度を塞いだせいか隙間が空いてあんまり風除けにはなりそうにありません。

オイルクーラーはどの程度保温すれば良いか未明のため、3本スリットを空けて走行風を通す様にしてあります。PPシートの耐熱温度は120度ですから熱の影響は走らせてみないと判りません。

後は2号機のSWボックスが下向きでクラッチ操作に対してウインカースイッチ操作がやり辛かったため、ハンドルバーの穴を空け直して上向きに変更しました。

オイル交換

前回の交換は2022年4月でサボりも良いとこですが、たった1772km程度しか走っていませんので、オイルは割と透明で綺麗な見た目でした。オイルフィルターも交換します。オイルフィルターはMONOTAROの4007を使います。4005とは高さが5mm低い以外は同径です。

Narrowdeの残っていたASSENを0.7LとPAOベースの2.5W-40オイル2.7Lに幾つかの添加剤を湯煎して添加しました。そこそこ寒いせいかお湯が冷めるのが早くてCAS2とTuatraは粘度が高くゆっくりしか落ちて来ないので計量がやり難いしなかなか混ざりません。しっかり撹拌して投入しておきました。bb1に入れたZ-FM2.65とYoroi-1は入れていません。CAS2 50ml,MoDTC 5ml,Tuatra 100ml,TRAP 9ml

・CAS2:カルシウムスルホネート 清浄系(酸化防止/清浄)
・TRAP:ベアリング耐荷重(極圧)系添加剤
・MoDTC:ジアルキルジチオリン酸モリブデン:摩擦低減効果
・Tuatra:VM粘度指数向上剤

カバー効果

交換するオイルを温めるために、ちょっと市街地を走らせたところでは隙間の空いたラジエーターカバーは気温の高さも有って意外に効果が有った様で冷却ファンが回りました。

955i エア漏れ?

車体寸法確認

bb1ばかり乗ってる訳ではありませんが、1号機にちょっとした問題があるので短距離走行だけに限っているせいか走行距離は伸びません。

955iは両方とも倒立フォークに交換していますが、ステムが異なるので前後の寸法が違います。またチェーンも1号機は520にサイズダウンしており長さも異なるため、車体寸法を計測する事にしました。1mのアルミ定規とメジャーなので誤差は大きめですが。

スピードトリプル955iの寸法比較(フロントスタンド外した状態で計測)
1.1Gステム高(上ベアリング~地面)の高さは780mm位)
2.エキセントリックのRシャフトの位置が違う(中心軸から前後)
  ピボットーRアクスル
  1号機:515mm(520チェーン108 18T/43T)
  2号機:504mm(530チェーン106 18T/42T)
3.ステムオフセットの差
  Fアクスルーピボット(測り難いので誤差大かも)
  1号機:922mm(オフセット32mm)
  2号機:938mm(オフセット40mm)
4.Rリンク機構の違い
  1GのRアクスルーシートカウル任意位置を測定しましたが、
  比較にならないし乗車姿勢1G'じゃないので省略。
諸元上のホイールベースは1440mm。

ついでにbb1も計測しました。
1.bb1の1Gステム高は770mm位。
17インチタイヤと100mm以上のストロークを持つフォークの組み合わせなら高さはあまり変わらない?感じかな。
2.ピボットーRアクスル 482mm(520チェーン102 17T/44T)
3.Fアクスルーピボット 882mm(オフセット35mm)
諸元上のホイールベースは1340mm。

リヤタイヤの空気圧チェック

夏場の暑い頃から1号機のリヤタイヤの空気圧が下がり気味で定期的に空気圧を点検していました。今回は気温も下がって温度変化が大きくなくなった頃に空気圧を点検します。

長崎MobilityEXPOまで走らせてから約20日経過後の空気圧はF:2.5→2.25、R:2.9→2.0
やはりリヤの空気圧の減り方が早いです。バルブかタイヤか。まあホイールのクラックだともっと抜けが早い感じ。

寒くなりました

灯油ポリタンクのキャップが割れたので近所のコーナンへ買いに955iで出掛けました。その前にリヤタイヤの空気圧を確認します。2.6と何故か減ってません。気温が下がって圧力が下がったせいでしょうか。
手押しポンプでエアを入れてエアチャックを外すとバルブから盛大にエアが漏れ始めました(^_^;)。もしかしてエアが漏れてたのはムシが緩んでたせいw。取り敢えずムシを締め直しました。

鳥栖までテスト走行w

週末は季節感が狂いそうな20度越えの気温となり、高速を使って鳥栖のMaxFritzまで出掛けました。事前にR2.9に設定したリヤタイヤは夕方には気温も下がって寒くなりましたが高速道路走行後の空気圧は3.05と上がっており減ってはいない様です。

暫く様子見ですね。

955i NAGASAKI MOBILITY EXPO

NAGASAKI MOBILITY EXPO 2023

ボートレース大村で開催されている長崎MobilityEXPO2023は東彼杵の波状路に行ったついでです。新しいバイクが展示されてるそうなので見に行ってみました。

なんというか普通にEV含む車とバイクが置いてある会場でした。タイトルのモビリティって言うのはパーソナルモビリティの方みたいでした。興味無いけどw。

今のバイクはスイングアームが長くてエンジンが小さいけどヘッド位置が高くてアップハンドルだからか、もの凄くタンク部分が積み重なってる感じ。車輌価格は上がってますが、各所にコストを詰めた感じの仕上げになっててメーカーも大変そうです。

昔風のカラーリングやスタイルを取り込んで最新技術で装うのは悪くはありませんが、まあそれだけです。R7はコストと品質と性能のバランスが良く取れてるん気がします。

EVとか

1台だけEVバイクが展示してありました。バッテリーとモーターが大きくて色々皺寄せがありそうな車体でした(^_^;)。

車はざっと見ただけですが、アバルトもEVの500Eを展示してありましたがEV車輌にはあまり興味湧かず、別の場所には6.2LのV8エンジンを積んだコルベットや大排気量のスーパーカーが置いてありましたw。

波状路

陽が傾く時間が早くなりましたね。


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ボートレース大村に向かう途中で大村湾レインボーロードを通るのでフォークの設定を変えて波状路に寄ってきました。
以前からあまり設定を変えてませんでしたが、リーンでの車体の動き(傾き)とフロントの舵角の付き方強く出すと直進中の路面からの衝撃が続いてストレスになるのでインフォメーションを緩和する方向で設定を変更しました。
路面からの衝撃は緩和、リーンの軽快感は出たもののバンク中はラインの外でタイヤの面が寝てる感じでアクセルON/OFFの挙動に敏感になりました。進入時はブレーキでストロークを抑えるが少し戻してる状態。波状路ストローク中の上下動は割りといなしてる感じ。

以前よりは路面からの衝撃がガンガン来ないだけでもストレスが下がりますw。


タイヤ空気圧 F2.45/R2.9(冷間時)
プリロード 最弱4.5回転締込→2.5回転締込
伸減衰 最強2-5/6緩め→3緩め
圧減衰 最強3-1/2→4緩め