T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i ブレーキキャリパー更新

ブレーキキャリパー入手

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5月にT595カウルを倒立フォークの955iに装着する暫定ステーも完成したものの、M4キャリパーを1号機に移植したためブレーキキャリパーが無くて絶賛放置中の2号機を動かそうと新しい100mmピッチのキャリパーを探していました。中々出物に当たらず漸く6月に入り新車外しのM50キャリパーを入手しました。

キャリパーの状態

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届いたキャリパーの状態を確認します。キャリパー外見やピストンも綺麗でパッドも新品でした。軽く整備してから装着します。

1号機キャリパー交換中

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1号機にM4キャリパーを取外してM50キャリパーを移植します。マスターシリンダーはBPF-NISSINに使ったFRANDO17mmを使い、同じく付属するh型ホースを移植します。
しかしBremboキャリパーのバンジョー取付位置が異なるためNISSINキャリパーの710mmホースは長過ぎました。マスター側の45度ジョイントアダプターを外して長さを調整します。n型ホースは手持ちで一番短い410mmに交換しますが、それでも若干長いです。
バンジョーボルトは以前購入していたACPLのブレンボ用P1.00ボルトに交換しますが厚みの薄いGoodridgeでは無く厚いEarls用バンジョー用でステンレスの薄いバンジョーアダプターと合いません。
そう言えばNISSINのP1.25ボルトは薄型のステンレス製バンジョーボルトでした(^_^;)。
手持ちのバンジョーアダプターとボルトはACPL製アルミがEarls系と恐らくBuildaLine製ステンレスがGoodridge系なのかな? M4とNISSINで使い分けしてたのでした。取り敢えず薄型のバンジョーボルトを発注しました。

2号機M4キャリパー移植中

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1号機から取外したM4キャリパーはマスターシリンダー・ホースごと2号機に戻します。セパハンだと接続ホースが長いですね。

M10x65mmチタンボルト

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ハヤブサのトップブリッジに使っていたM10x65mmの64チタンボルトは長過ぎて使えませんでした。これもバンジョーボルトと同じくKawasaki純正のM10x60フランジボルトを発注しておきました。

暫く待機中

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発注した部品が届くまで暫く待機中にして、2号機を走らせる事にします。

955i バーハンドル慣らし中

グリップ位置調整

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バーハンドル仕様についてポジション調整に近所を少し走ってみました。
腰が悪いので上体が起きるバーハンドルは腰部の前屈や後屈で動くと痛いので苦手です。ヘルニアではありませんが。

緩くなった前傾姿勢に合わせてハンドルのステアを防げない様に肘と手首の角度に合わせてハンドルバーグリップの上反角を合わせます。
最初はTriumph純正ハンドルバーに刻まれている+マークをライザーの分割面に合わせて走ってみます。

船越展望台

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試乗後ハンドルポストを緩めてハンドルバーの角度を再度調整します。
暫くはこれで走る事にします。

大島大橋

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翌日は暑い位の日差しが降り注ぐ中を西海橋を経由して大島に向かう道を姿勢を調整しつつのんびり走ります。

北緯33度線展望台

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大島大橋を渡って大島を通り崎戸島の北緯33度線展望台の見える駐車場までやってきました。
走行中は当たる風は涼しいのですが、バイクから降りると照り返しでかなりの気温になっている事が判ります。

西海の丘公園

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来た道を戻るのはつまらないので途中から適当に広域農道を回り道したりして西海橋まで戻ってきました。

955i トップブリッジ交換

トップブリッジ交換

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ハヤブサの純正トップブリッジ(とハンドルカバー)からバーハンドル仕様の削り出しトップブリッジに交換しました。このトップブリッジは英国のTop Yoke製と思われます。トップブリッジ交換後はキーシリンダーのハンドルロックの確認も合わせて行います。
交換作業はフォークを外す手間を面倒臭がってトップブリッジだけ外したらホイールの自重でステムアクスルとチューブクランプの位置関係がずれてステムシャフトがすんなり入っていきません。

結局は

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トップブリッジを叩いて強引に嵌め込むかとも思いましたがステムアクスルシャフトのネジ山が痛みそうなので、結局はホイールを外してからトップブリッジを嵌め込みました。
ワッシャーの受けザグリ穴が無いのでステムナットを直接トップブリッジに締め込みます。

ブレーキパッド確認

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暫くブレンボキャリパーの出物は無さそうで2号機は当分動かせそうにありません。1号機は乗ればパッドは減りますね。
BPFのNISSINキャリパーで使っているRKのMA-Xパッドが安いんですが性能は問題無さそうです。ディスクへの攻撃性はまあ使ってみないと判りませんし。
ブレンボM4キャリパーのパッドは現行のStylmaまで共通です。互換性のある社外品パッドは沢山ありますが概ねシンタード系の様です。FerodoはFDB2260(FDB2218)が適合します。DAYTONAのゴールデンパッドXでは97160とRK Excelは899MA-Xパッドが適合します。またSSやハイパースポーツ系でブレンボを採用しているバイクは純正採用でパッドを購入可能ですが、それぞれ価格差がありどの仕様(スポーツorレーシング)のパッドを採用しているかは不明です。新しいパッドを準備しておいた方が良さそうです。

組み立て完了

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オーバーサイズのファットバー仕様のハンドルバーを取付ました。スイッチBOXやマスターシリンダーを装着して調整しました。
ややキーシリンダーサポートのステーが長い気がしますがハンドルロックも正常に機能しています。

トップブリッジ比較

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このトップブリッジはハヤブサ(前期型)用のバーハン仕様のものです。
ライザーのセットバックがやや大きく感じられステムシャフト直上になります。フルロックでハンドルを切っても何処にも接触はしません。

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左はスピードトリプル1050用倒立フォーク向けのバーハンドル仕様のトップブリッジです。ハンドル幅は少し広くなりますが前傾度は緩くなります。

ハンドルはTriumph純正ハンドルバーを再利用しました。右はハヤブサのハンドルカバーのセパレートハンドル仕様です。ハンドルの高さやグリップの位置はバーハンドルと比べると低く手前になります。トップブリッジの突き出しの関係でスペーサーを積んで8~10mm嵩上げしてあります。

配線・ホース類の確認中

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配線とホース類の取り回しに問題が無いか確認します。マスターシリンダーから3-wayアダプターに至るホースの取り回しを再調整しました。元は純正トップブリッジとバーハンドルの高さに合わせてホース長を決めたのでセットバック分少し後ろに伸びましたが上手く収まりました。

トップブリッジの突き出し

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新しいトップブリッジを装着する際に片側のフォークを開放せずに嵌め込んだのでトップブリッジの厚み次第で突き出し寸法が変化する筈です。
結果的にはハヤブサの純正トップブリッジと比較してもあまり位置は変わりませんでした。トップブリッジ交換前の約24mm(正確には23.7mm)とほぼ同じです。天気が回復したら試乗する予定です。

キーシリンダーホルダー変更

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ハヤブサ用のトップブリッジにTriumph純正のキーシリンダーを取付けるためのオフセットプレートを自作しています。
現状は6mm厚のアルミ板を加工して20mm高のラウンドナットで固定していますが若干長い様でハンドルロックの掛かりが若干浅くなっています。

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15mm高のラウンドナットは近所のホームセンターでは扱っていませんが、わざわざそれだけ通販するのも配送料が勿体無い気がしますw。そこで15mmを手に入れるまでは試作品の3mm厚のプレートを使う事にしました。

955i 梅雨の中休み 2

突き出し24mm

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昨日に引き続き突き出し量を22mm→24mmに変更しました。
暫定でスペーサーを積み増してボルトを交換してハンドルカバーを嵩上げしましたが、試乗で好印象を得られればトップブリッジを別の物に交換します。

突き出し :24.0mm(トップブリッジ上面からトップキャップまで)
プリロード:最弱から3回転締込(標準6)
伸側減衰 :最強から2.25回転戻し(標準2.25)
圧側減衰 :最強から3.5回転戻し(標準1.0)

油面   :未計測(標準160mm)

県道5号

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突き出し変更後にコースを変更して山道林道コースを北上して伊万里まで。
伊万里大橋を見下ろす県道5号を登ります。

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山の上から伊万里大橋から市街地の方を眺めたら右手に海に突き出た堤防で囲まれた農耕地みたいなところから伊万里大橋が眺められそうなので行ってみる事にしました。

長浜干拓

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堤防に囲まれた農耕地は長浜干拓地というところらしいです。道を間違えて砂利道に入ったりしましたが広い農耕地が広がっていました。冬には鶴の越冬地として閉鎖されるとか。
干拓地の隣で堤防の低い伊万里大橋の見えるところで一休み。今日は波風が強くて日差しの暑さが和らぎました。

荒熊稲荷神社

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干拓地を離れて帰り道の山道林道コースに戻る道を間違えてウロウロしてたら荒熊稲荷神社に行き当たりました。
稲荷神社とは若干趣が異なる感じの神社で弁財天も祀られているとか。
この神社含めて長崎から佐賀の各所(平戸・佐世保唐津・鹿島・武雄・伊万里2箇所)に祀られている「肥前の国 七福神巡り」というのがあるそうです。

24mm突き出し仕様

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22mmから比べて倒し込みから舵角が付く際の軽快さは無くなり前輪に引っ張られる様に車体がリーンして旋回に入ろうとします。
旋回中は安定していますが狭くて浅いターンの多い山道では路面状況に合わせてラインを変えようとするとリヤブレーキを多様する感じ。またちょっと急な下りのヘアピンでラインを合わせるのが難しい場合がありました。


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帰り道では24mm仕様の動きにも慣れてきましたが、明日はトップブリッジを交換してバーハン仕様に変更してみる事にします。前傾姿勢を緩和しフロントへの荷重を変えてどうなるかを診てみます。

955i 梅雨の中休み

突き出し変更

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梅雨の中休みみたいな快晴が続きますが、オイル交換後は用事が有って走っていませんでした。
そこで以前から気になっていたステム位置の高さは突き出しで調整する事にしました。ただしハヤブサのハンドルカバーを使い続ける限りは現状のスペーサー用ワッシャーの積み増しでは固定するボルトの長さで突き出し量の最大は25mm位が限界と思われます。今回は突き出し量22mmで調整しました。

突き出し :22.0mm(トップブリッジ上面からトップキャップまで)
プリロード:最弱から3回転締込(標準6)
伸側減衰 :最強から2.25回転戻し(標準2.5)
圧側減衰 :最強から3.5回転戻し(標準3.5)

江ノ串の棚田

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天気も良いので江ノ串の棚田まで何時もの山道を走ってみました。オイル交換後のエンジンの調子は良くシフトチェンジも滑らかです。
突き出しの変更で若干感じていたタイヤのグリップ感と舵角の付き方の差異が消えて接地感が安定した感じです。
もう少しハンドルカバーのスペーサーを積み増して突き出しを増やしてみても良いかもしれません。


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千綿駅

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今日は天気が良く気温も高く乾燥しており走っている最中は良いのですが止まっている最中はかなり暑いです。喉が乾いたので千綿駅で休憩する事にしました。

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他には誰も居ないホームに設置してあるベンチに座ってると電車がやってきました。
長崎に行く時は車かバイクに乗るのがほとんどでこの路線の電車に乗ったのはほとんど無かったと思います。電車は暫く海沿いを走るので大村湾の風景が楽しめそうです。

点検中

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少し早めに戻ったのでメンテナンスした各部品に問題が無いか状態を確認しておきます。

955i 互換オイルフィルター

オイルフィルター

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旧T500系エンジンに使われているオイルフィルターは外径φ65.2mm×高さ65mmのボルトM20×P1.5です。社外品でも他メーカー純正品でも互換性のあるオイルフィルターは複数あります。現在は2種類の社外オイルフィルターを使っています。

モノタロウ製オイルフィルターMONOT-4005と4007です。マグネット付き(末尾M)のもありますが、これは無い方です。
高さが65mm/70mmが異なるだけ外径・ボルト・ピッチは同じです。5mmの差で何か違いがあるのかは判りません。

955i-2 リザーバータンクステー

1.5mmアルミ板

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1.5mmのアルミ板から適当にクラッチ側のリザーバータンクステーを作成。
片側の曲げ位置を間違えてネジ頭より一部短くなってしまいました。

2mmアルミ板の場合

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タンクの向きに合わせて少し斜めに曲げたいのですが失敗して皺が撚ってしまいました。ホースの角度も悪いので伸ばした方が良いかもしれません。続く。

2mmアルミ板延長

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雨が降る前に長さを延長してホースの曲がりを緩和するステーを作成しました。