T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 クラッチ油圧化作業

準備中

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このところ早朝は曇天から小雨になり午後から雨も上がり作業が出来てたのですが、今日は午後からずっと雨が降ったり止んだり。漸く日暮れ前に雨も上がったので2号機の動きが悪くなったクラッチワイヤーを油圧化する準備を行いました。
流用したクラッチワイヤーに合わせて適当に作ったクラッチホルダーはセンターが合ってないし作り直しが必要な様です。純正ホルダーに戻せば済む事ですが。

翌日は

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早朝にRace for waterが出航するのを眺めて散歩していました。

交換作業中

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用事を済ませて午後から2号機のクラッチを油圧シリンダーに交換していきます。今回も付属のロッドを外してM3のロックナットでアームを固定します。後で抜け止めにワイヤーロックします。クラッチスイッチはキャンセルしました。

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油圧シリンダーのブリーダーをストレートバンジョー替えて配管を終えたらちょっと面倒なエア抜きするだけです。
両端にシリンダーを持つのでクラッチマスターのリザーブタンクにフルードを入れてレバーを動かしてもエアの入ったエンジン側の油圧シリンダーが動く訳では無いのでエア抜きは出来ません。

透明なリザーバータンク

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そこで固定ボルトを外して油圧シリンダー本体をストロークさせる事でレバー側のマスターに配管内のエアを押し出します。

油圧シリンダーをストロークさせるとリザーブタンクに細かいエアが抜けていきました。透明カップになったお陰でサイダーみたいですw。

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一旦連動して油圧が効く様になれば後は普通にエア抜きして完了です。シリンダーのエアフリーボルトを緩めてもほとんどエアは抜ける事はありませんでした。

後は・・・

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クラッチが切れるポイントの調整に油圧シリンダーの固定位置で変更するのとクラッチレバーのミートポイントを好みの位置に合わせるのが、毎回エンジンを始動してギアを入れて動かしたりと少々手間でした。SHIMOTAのミラーホルダーは四角でリザーブタンクが90度ごとにしか付けられません(^_^;)。

翌朝、1号機と2号機の油圧クラッチの重さを比較してみましたが、50000kmよ15000kmのクラッチスプリングの経たり具合が良く判る結果となりました(^_^;)。