T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i 慣らし中 7

船越展望台

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気温が4月並に回復する直前に午後も遅くに設定を変えてちょっと走ってみました。

プリロード:最弱から4回転締込み
伸側減衰 :最強から3.75回転戻し
圧側減衰 :最強から5.5回転戻し(標準+1緩)
突き出し :15mm(トップブリッジ上面からトップキャップまで)
油面   :94mm

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展望台からの九十九島

何時もの波止場で

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Triumph Speed Triple 955i Test ride after re-adjusting comp.

登りのヘアピンから波止場でのUターンにグレーチングのある山道の走行です。

BPFの圧側調整変更がフォーク動作に影響を及ぼす範囲が広く1回転締め込むだけで路面の不整にマッサージ機並に振動するほど圧側低速が高い感じ出てる反面、ビデオを見る限りはギャップに反応する圧側高速と加速時の伸び側は良く動いてる感じ。

波止場のUターンはセパレートハンドルバーとタンクとの間が狭まる前にアクセルグリップ持ち変える動作が出来ずにリヤブレーキを掛けながら大回りする悪い例ですw。

BPFについては内部パーツの交換を含めた改善方法を検討していますが、COVID-19の影響で米国に発注したフォーク分解工具の発送が遅れており来月末まで掛かりそうな勢いなのでRacetechのBPF用GoldValeのマニュアルなどを調べて改造プランを練る事にします。

955i 慣らし中 6

浦頭フェリーターミナル

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昨日は小雪が舞っていたとは思えない位の良い天気。思い切って圧側減衰を6回転以上緩めてフォーク設定を変えてちょっと走ってきました。

プリロード:最弱から4回転締込み
伸側減衰 :最強から4.0回転戻し
圧側減衰 :最強から6.5回転戻し
突き出し :15mm(トップブリッジ上面からトップキャップまで)
油面   :94mm

ここは浦頭埠頭に新設されて今はまだ使い道の無い100万トン級フェリーターミナル(^_^;)。

針尾島散策

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浦頭埠頭から国道へ戻らず鯛の浦方面へ向かってぐるっと回ってから通信塔の過ぎて西海橋を渡ります。

雪浦まで

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Triumph Speed Triple 955i Test ride after adjusting comp

西海橋を越えて西彼杵半島に渡り伊佐ノ浦ダムの広域農道を通りますが、まだ日陰の路肩に雪が残っていたので途中から分岐の狭い林道を通って七ツ釜に降ります。
そこから国道202号を南下して雪浦の撮影スポットまで。

何時もの撮影ポイント

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雪浦から引き返し西彼杵半島を横断して大村湾側の何時もの撮影ポイントへ。
気温は12度位で昨日よりは暖かいです。

西海の丘公園にて

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西海の丘公園の河津桜もかなり咲き始めて沢山のメジロが飛び回っていました。

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暫く走ってみて圧側の高速側を緩めたせいかフォークのストローク感は良く判る様になったものの沈み込みとリヤの浮き上がりのバランスが悪い感じ。
登りはブレーキのリリースを早めて少しフォークを伸ばすと曲がり易いのですが下りは曲がるけど不安定感が残る感じ。
またフォークが動く様になったら発進時にチューブが途中からヒョコッと動き出すフリクションが余計に気になりました。
圧側高速のみとは言え全体的に影響が出るみたいです。

955i-2 アクスルシャフトカラー発注

アクスルシャフトカラー発注

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NPSからアクスルシャフトカラーの見積りが帰ってきたので返信して発注を掛けておきました。請求書が送られてきたら支払いしておきます。

ステムナット本締め

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仮留めしておいたハンドルを外してステムナットを90Nmで本締めします。
またもやトップブリッジの養生を忘れてました(^_^;)。
ハンドルを取り付けてレバー角度を調整して取り回し等を確認します。
カラーが届いたら試乗してみます。
これで1号機との比較対象が出来る訳ですが、スイングアームピボット付近からのキシミ音が残っているので予備のスイングアームを整備して原因究明しないといけません。

明日から

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明日からまた寒くなりそうなので955iには乗らずに近所にある梅園までジョギングしてきました。

綺麗な紅白の梅が沢山咲いていました。花粉症の時期なので微妙な香りまでは判りませんでした。

955i リコイル練習 2

10mm厚アルミ板で練習

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巻数確保と言っても1巻程度ですが8mm厚から10mm厚のアルミ板に変えてリコイルの練習を兼ねたネジ山の部分修復の練習を続けます。
まあネット上でも事例が見当たらないので部分修復は出来ない可能性が高いですw。
まずは手元のパイロットタップの形状とタッピングしたネジ山の状態をじっくりと確認します。パイロットタップは元ネジM10のガイドにしたテーパー状のタップですから食付きの長い先タップと同様です。
ネジ山をM10タップ部が通過してリコイル用のタップ刃が加工部分に達してもテーパー部分が元ネジの3回転分をのネジ山を潰している感じです。
これだとインサート終端からM10部分の3山分がテーパー状でインサートが少しでもテーパー部分に掛かると内径が狭まり連続性が確保出来ないのでボルトが通らない可能性が高いです。

裏返して確認

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M10のネジ穴に対してパイロットタップでリコイル分の拡張をネジ部の途中で止めて、元のM10タップでネジ山が回せる事を確認した後にインサート部とM10部の隙間を空ける様に短いインサートを使ってみましたが、何度やってもインサートの巻数分の回転で止まってそれ以上ねじ込めません。思った以上に食付きのテーパー部が長いと考えるべきでしょう。

タップで修正?

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内径が小さくなっている部分を無理やりM10タップでステンレス製のインサートを削ろうとしてもスプリングみたいな構造になっているためか削るよりも回転が重くなり過ぎて回せず。
あまり無理すればタップ本体が駄目になるので止めましたが、表面を確認するとステンレスのインサートが若干削れてるのが判ります。

全てインサートに置き換える

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インサート用タップ部で全てネジ穴を拡張してインサートに置き換えてしまえば、問題なくネジは軽く回転して締め込む事が出来ます。
昨日含めて部分修復の練習を4回やって4回とも駄目だったのでパイロットタップでは部分修復は難しそうですね。
恐らく食付きの小さい後(3番)タップ(食付1.5P)を使ってテーパー部分を減らせばインサートも狭くならずに済むと思われます。
部分修復を止めて全てインサートに置き換えるには2Dのインサートが必要になるので止まり穴に使う食付きの短い後タップは必要になるのですが、まだ買ってません。
1袋を1個と勘違いして買った(^_^;)インサートはまだ沢山残っていますし、暫くは練習続けましょうかね。

ラジアルマウントボルト

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現状70mm長の中空ボルトに変えて残ったネジ穴で規定トルクで問題なく走行出来ている訳です。

アキシアルマウントキャリパーと異なりラジアルマウントの場合、ボルトに対して引張や圧縮ではなくせん断方向に力を受けるので中空じゃない穴に対してガタの小さいクロモリボルトが良いとアドバイスされました。重量は嵩みますが。

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要はキャリパーとキャリパーカラーとフォークマウント部の穴の座ぐり部までネジでは無い事が好ましい訳ですが。※上の画像は70mmボルトの嵌合部の予想です。

クロモリボルトと言ってもキャリパーボルトに対応する非ねじ部が長くてネジ部が20mm位の半ねじボルトは純正部品のキャリパーマウントボルト位しか適合しません。値段も安いです(^_^;)。

概ね純正部品は60mm前後から70mmと70mm以上でディスクローター径とキャリパーのブランドで絞り込めます。M10ピッチ1.25の70mm以上のフランジボルトは'14-'16 NINJA 1000 ABSが中空では無い73mmのボルトを採用しています。

955i リコイル練習

ネジ穴破損箇所

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今日は午後から雨になったため破損させたブレーキキャリパーマウントボルトネジを再生するためにリコイルの練習を行いました。

破損部分はネジ穴開始位置から7回転分(1.25ピッチ)です。リコイルで部分的に再生出来るのか、または全てリコイルが必要なのか確認します。

パイロットタップ練習(非貫通)

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8mm厚のアルミ板にM10のネジをタップで作成しておきます。パイロットタップを使ってインサートタップ部分を完全に貫通させずに元のM10を部分的に残してリコイルインサートと共存出来るかをやってみました。

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5回転切ってインサートを5巻で突き当たるまで挿入しましたが若干長かった様で少し頭が出ました。M10ボルトをねじ込んで行くと境目のテーパー部にリコイルが掛かると内径が狭くなるためボルトがそれ以上ねじ込めません。まあ当然と言えば当然です。
もう一つのネジ穴でタップ切りを長く(6巻)、リコイルを短く(4巻)してみましたがこれも失敗。境目が判り難く目視でネジ穴の間を調整するのは難しいです。本番のネジ穴で失敗はしたくありませんね・・・(^_^;)。

インサート抜き取り練習

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抜き工具は別件で流用するために購入したものです。少し頭が出ているインサートであれば引っ掛かり抜き取る事が出来ましたが、指示通り1/2~3/4巻深くインサートを入れてると工具の引っ掛かりが微妙で抜き取りがかなり抜き難いです。

パイロットタップ練習(貫通)

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完全にインサート用タップを貫通させておいてインサートの巻数を上手く調節すればボルトは綺麗にねじ込めました。

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まあ、最初に開けたM10タップが微妙に斜めになってましたが(^_^;)。
今回は8mm厚の板でテストしたので、次回は10mm厚にしてネジ山の数を増やしてインサートタップ部とM10ネジ穴の間を1.5巻~2巻に広げてやってみます。
実際の破損箇所は7巻なので5巻インサートを入れて再生し奥まで繋げられれば良いですが。出来なければ1.5D(10巻)より長い2D(15巻)で全てリコイルする事になりますが、パイロットタップでは奥まで入らないのでインサート用タップの追加購入(結構高い)が必要です。

955i-2 花粉の季節になりました

スギ花粉の時期になりました

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今日は良い天気になりましたが、朝からくしゃみと鼻水と目の痒みが酷くて抗アレルギー薬を買いました。飲んで暫くしたら治まってきたので午後からホイールフィッティング作業開始。

ホイールカラー採寸中

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複数のカラーと1/0.5mmシムを用意してディスクセンターをあわせます。事前に右側のスピードメーターギアのリングカラーはホイールから外しておきました。
選んだカラーを取り付け純正ホイールの規定トルク60Nmで締め込んでからブレーキキャリパーを取り付けて規定トルク35Nmで締め付けて左右のキャリパーセンターとディスクセンターを確認します。何度か試した結果、右36mm/左28.5mmとなりました。

左のカラーはCBR900RR用に作成した28mmカラーを使う事にして右の36mmは新しく作らないといけませんね。

アクスルシャフトの締め付けトルク

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正立フォークに装着された955i純正ホイールのアクスルシャフト締め付け規定トルクは60Nmです。スピトリ1050の倒立フォークのアクスルシャフトは100Nmです。両方ともカラーはアルミ製が使われています。
ホイールのベアリングに挟まれているディスタンスカラーは見た目良く判りません。
作業中にアクスルシャフトを955iの規定トルク60Nmから倒立フォーク用シャフトの高トルク(100Nm)で締めようとしたら途中70Nm位で嫌な感触がしたので慌てて元に戻しました(^_^;)。明日は天気が保てばステム周りを本締めします。

955i-2 倒立フォーク装着

倒立フォーク装着

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昨日から引き続き前のトップブリッジからキーシリンダーを移植します。シリンダーを固定するための短いボルトが無くて長いボルトを切断して作成し取り付け。
午後遅くに倒立フォークとハンドルバー周りを装着。
2号機に装着していた幅広のFanticハンドルバーでは3wayアダプターまでブレーキホースが届かない事が判り、純正ハンドルバーに入れ替えます。
ハンドル周りのフィッティングに意外に時間が掛かってしまったので採寸のみで純正ホイールのフィッティング作業は明日に持ち越しになりました。

ブレーキシステム

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中間の3Wayアダプターをブラケットのサポートに固定する短いボルトが見当たらず、こちらも別のネジを切断して取り付け。1号機のキーシリンダー用に使ったか?

フォーク・アクスル採寸

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今回はDucati用では無くTriumph純正ホイールを装着する予定で新たに左右アクスルカラーを用意する必要があります。
倒立用ステムはスパン210mm→214mmになり前輪のスピードメーターギアは無い仕様なので旧型の純正ホイールからメーターギアのリングを取り外ししないといけません。
純正ホイールはベアリングのハブ幅約101mmでブレーキディスクセンターは約129mm弱。
手持ちのスピードトリプル1050純正のアクスルカラーは左右共に29.5mmですが、ディスクセンターはほぼ変わらない(ディスクの厚みが異なる)筈なので明日確認してみます。駄目だったら前輪だけBSTホイールになるけど(^_^;)。