T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 ちょっとそこまで試走

2号機 試走

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ハンドルとメーター周りの改修が完了した2号機で近所を散歩してきました。
出掛ける前にシフトアームのレバー比をショートにしたらアップシフトが微妙に硬い感じ。

わざわざ道の悪いところばかりを走ってみましたがメーターサポートプレートの対振動性は問題無いレベル。1.5mm厚アルミ板の耐久性は十分にありそうです。

大崎自然公園 くじゃく園

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今日も良い天気でハウステンボス前の国道を通って途中の小串郷から海岸沿いを走って向かいの針尾島を横目に大崎のくじゃく園に立ち寄りました。

くじゃくは日向ぼっこで動きがないのでアピールしてくるフラミンゴを撮影しましたw。


小串郷の海岸線

片島公園

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くじゃく園から直ぐ傍の片島の魚雷発射試験場跡に立ち寄ります。
どうやら今年の竹灯籠の準備中でした。準備が終わるまで暫く待ってから撮影します。


Triumph Speed Triple 955i with relocated ACE-4653CP

鬼木の棚田

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川棚から内陸に入って波佐見町にある鬼木の棚田へ。既に刈入れも終わって閑散としていました。

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波佐見から帰ってくる頃には赤崎山の向こうに陽が沈みかけていました。
ポジションを合わせたハンドルバーは想定通りステムん動きを防ぐ事無く上半身の保持が出来て乗り易く操り易くなりました。
ただし1号機と異なり純正ホイールの重さと切れ込みは変わら無いですが取り回しの対応はやり易いです。
リヤサス機構差を除いても切れ込みはやはりホイールの重量差とタイヤの違い(Pilot Road4とPower2CT)でしょうか。

そう云えばオイルシール交換後に少し漏れてたシフトシャフトのオイル漏れが直っていました。

 

955i-2 メーターサポート作成

メーターサポート作成中

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装着したライトユニットステーは純正のデジタルメーターマウント用のプレートを備えています。ここにAcewellのACE-4653CPを移設します。
プレートに開いているM6ネジ穴を利用してメーター搭載用のサポートプレートを5mm厚のアルミ板で試作しました。ホームセンターのアルミ材では強度が心配なので。
5mm厚のアルミ板材にネジ穴と配線を通す穴とメーターを直接固定する穴を空けて取付けてみるとメーターが起き過ぎるので部分的に板をカットして適切な角度まで曲げる訳ですが。
板を曲げるために木材を当てて金槌で5mm厚のアルミ材を力一杯叩き続けてたら血管切れるかと思いましたよ・・・(^_^;)

サポートプレート形状検討

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Acewellメーターのサポートステーは1本のM6ボルトでトップブリッジに固定する様に細く伸びているため、メーター本体を試作プレートに直接固定する形状でアルミ板材をカットする方法を検討しました。
ただしライトステーの裏面に板材を固定する方法だと後でメーターバイザーを固定する際に邪魔になってしまいます。
5mm厚は加工が面倒なので3mm厚の板材で作り直す事にします。

メーターバイザー仮留め確認

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もう一点メーターの配置で干渉する可能性のあるメーターバイザーを仮留めしてサポートプレートとのクリアランスを確認します。
手持ちのステーやプレートを使って手持ちの部品を使ってメーターバイザーを仮留めしました。スペーサーを1cmほど短くしたのに1号機よりライトユニットとのクリアランスが狭い感じ。

試作サポートプレート仮留め

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サポートプレートを介して取付けた砲弾型メーターのオフセットがバイザーと接触する可能性が高いため試作した5mm厚のサポートプレートを仮留めしてクリアランスを確認します。
試作5mm厚のサポートプレートをそのまま何とか取り付けたレベル。バイザーと砲弾型メーターのクリアランスは問題有りませんでしたが、後側から固定したプレート本体の厚みに固定するボルト頭が接触しておりメーターもバイザーもネジ2箇所でしか留められない状態。
メーターマウントはステーの表側で固定してバイザーとのクリアランスを確保しないとバイザー固定用穴の3箇所目にボルトが差し込めません。

サポートプレートは厚みを減らして前側から固定し、プレートの曲げ角度を変更、バイザーのステーも厚みを変える必要がありそうです。
概ねメーターのサポート形状と組み方が解ったので後は加工と調整でいけそうです。

新サポートプレート試作

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5mmや3mm厚だと切断や加工の手間が面倒なので試作用に1.5mm厚のアルミ板材から試作プレートを2つほど切り出して作成しました。
装着した感じでは1.5mmでも軽いメーターを載せる程度であれば強度的には問題無さそうです。

メーターバイザー固定方法の検討

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バイザーの固定方法は1号機と同じくマウントステーに空けられた穴を利用してゴム製グロメットを挟んだラバーマウントにステーの3箇所留めです。

ただし1号機に採用した薄型メーターのACE-6552と違ってハンドルマウント用に選んだACE-4563CPの砲弾型メーターでは取付け角度も異なるためバイザーのクリアランスが取れず3の固定が出来てない状態です。薄型のボルトと専用ステーを準備する必要があります。

バイザー固定方法の確定

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砲弾型メーター本体とバイザー間は10mm程しか隙間がありませんがバイザーを固定するために2と3はそれなりに強度のあるステーが必要です。
右端の2はスチール製のステーに変更、中央の3は曲げ加工した3mm厚のアルミステーとM6の超低頭ボルトを使いクリアランスを確保しました。バイザーに当たらない適切な長さのボルトが無かったので金色のフジツボワッシャーは外してあります。

メーターサポート暫定完成

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結局、メーター本体とバイザーのクリアランスと位置関係の兼ね合いで1.5mm厚の試作品をそのまま使う事になりマウントプレートを仕上げました。

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バイザーに接触しない様にメータープレートは適当にカットしています。試作品とは云え中央の穴に配線を通してコネクタに差し直すのも面倒なんですよねw。使わない穴はホームセンターで買ってきた膜付グロメットで塞いでおきました。

ライトユニットとバイザー

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1号機と比較してもヘッドライトとのクリアランスは結構狭くなりました。

配線とコネクタ再接続

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カプラーを外したメーターの配線を全て元のコネクタに再接続しました。雨が降り出したので動作確認は明日になります。

メーター位置比較

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フレームマウントになりメーター本体が前方に移動したお陰で視線を下げなくても良くなりました。またテーパーハンドルバーでリザーブタンクが被さる事もありません。

配線収納

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何とかステーの根本の空間に収納する事が出来ました。ライトリレーの奥にメーター関係のコネクタをまとめてあります。蓋した方が良さそうな・・・(^_^;)。

動作確認


Triumph Speed Triple 955i-2 Engine Start after relocation of Acewell meters

後日、スペーサー追加

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市販のアルミスペーサーは高いのでホームセンターで安い鉄スペーサーを3種類(M6,M8,M10)買って重ねて削りました。グラインダーは削れ過ぎて平行削り出しが難しいです。

削って厚みを調整したスペーサーはゴムブッシュを介してバイザーステーを固定する芯棒に使います。

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ヘッドランプボウルとのクリアランスは少し広がりました。

955i-2 流用失敗リカバリー その2

ハンドル交換用に

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購入してから色々調整はしてみるものの装着されているHardyでは上半身が起き上がった姿勢で頭部の位置が合わないし上半身の回旋で腰に負担が掛かるためポジションを改善するためハンドルバーを交換する事にしました。
装着予定のハンドルバーは1号機のTriumph純正ハンドルバーにほぼ近い形状の28.6mmのテーパーハンドルバーなのですが、対応する安いハンドルポストがなかなか見つからず。
ネットオークションで付くかどうかも判らないのにストリートトリプルRS用左右連結ハンドルポストを落札しました。

まあ付かなかったら切れば良いよねって感じで合わせてみるとやはりネジ穴が合いませんでした(^_^;)。なのでサクッと真ん中からカットしグラインダーで削って装着しました。隙間は金属パテを見つけて後で間を埋めます。多分。

テーパーハンドルバー

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倒立フォークに交換した際に付属してきたテーパーハンドルバー。クランプ部分が自転車で言う所のオーバーサイズ(28.6mm)。
乗車姿勢でのポジションが抉り難くて前傾も適度なので、2号機用にデイトナが2000円で投げ売りしてたFanticのテーパーハンドルをネットオークションで落札してみました。

ハンドルバー比較

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1号機のTriumph純正ハンドル幅715mm高さ70mm
2号機のHardy Highハンドル幅700mm/高さ110mm
Fanticテーパーハンドル幅750mm/高さ70mm

左右10mmは詰められそうなのでそれほど違和感は無いと思われます。

ハンドルバー交換完了

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SWユニット固定用の穴開けを済ませてハンドル周り調整しました。
結局グリップ装着位置はトライアンフ純正ハンドルと同じ720mm(−3cm)になりそうです。
ハンドルポストの高さはハンドルポストの下に厚み3mmの32mmワッシャー2枚と2mmを1枚入れて嵩上げしています。

適正なハンドルの高さになったお陰で配線にも余裕が出来て引っ張らずに済みました。

955i-2 流用失敗リカバリー その1

ライトユニットステー一式交換

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古い955iは重いアナログメーターをトップブリッジにマウントする古いシステムでランプ切れとかスピードメーターケーブル切れとかが面倒で1号機は2010年式スピードトリプル1050のライトステーを使ってAcewell ACE-6552デジタルメーターに交換しています。

2号機はハンドルマウントでも良いかなと思いAcewellの軽量の単眼メーター(ACE-6543CP)を装着していました。
しかしフォークやステム等のメンテナンスの際に色々と面倒臭いので同じく1050のステーを使ってフレームマウントにする事にしました。
今回は単眼メーターをマウントするため上部枠の開いた2011年以降のステーを購入しますがライトユニットホルダーが欠品したりで何とかパーツを入手。

ところが2011年以降はフレームが変更になりステムにエアインレットが追加されたためネジ穴の位置が合いません(^_^;)。

オフセットサポート作成

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純正ライトステーは9000円位ですが勿体ないので寸法を測り5mm厚のアルミ板材でオフセットサポートを作成して前に2cmほど出してみました。
ステー本体はサポートとの間に市販のゴムブッシュを挟んでマウントしました。
天然ゴムなのでステー剛性と劣化が気になりますが、不足する様であればサポートの内側に長ナットを挟んだり樹脂製のブッシュに交換しようかと思います。

マウントブッシュ

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上側にはステーとサポートの間に隙間があるためH型のラバーブッシュ。
下側は隙間が無いので市販のグロメットを一部カットして5mmのアルミスペーサーを挟んで締め込んであります。固定強度はゴムの弾力次第ですw。

左端が純正ゴムブッシュです。上側には厚みの異なるH型ブッシュを試してみましたが右端の薄い方しか入りませんでした。下側はグロメットを使っています。

ステー暫定完成

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ハンドルの切れ角やキーシリンダーのクリアランスが問題ない事を確認して、後はライトユニットを固定して完了です。

955i-2 応用編クラッチスイッチ

クラッチスイッチ復活

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普段からクラッチを握って始動するせいかクラッチケーブルの油圧化の際にクラッチSWをキャンセルして半年が経過しましたがクラッチSWが無くても気にする事はありませんでした。
機械式SWは10個セットなので数余っておりSW試作応用編として2号機のFRANDOマスターに機械式SWを取付けてクラッチSWを復活させてみました。試作したクラッチマスターはブレーキマスターとは異なり廻り止めにM8ワッシャーを追加する必要がありました。

動作確認中


応用編:クラッチSW動作確認

配線

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クラッチSWの配線はGMDで+ー関係無いので配線色を気にする事は無いのですが、適当な電線が見つからなくて暫く探し回ってましたw。結局、余ってた赤と茶色線を使いましたが。後、防滴や防水も不要です。 

955i-2 機械式ブレーキスイッチホルダー試作 2

ブレーキスイッチホルダー試作3号

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ラジアルマスターのピストン部の下からなるべくはみ出さない様に3mm厚のアルミ板をホルダーに採用して固定用に皿ネジを使いました。

M3x20mm皿ネジでスイッチ本体をホルダー固定
M4x40mm皿ネジでホルダーをマスターに固定

ピストンのプッシュロッドピンにスイッチリリース用のスライダーを配置しました。


機械式ブレーキSWホルダー試作 3

コンパクトにまとめる

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ホルダー自体はただの板ですが、スイッチをリリースするスライダーをプッシュロッドピンに固定する穴の配置と形状が難しく3回程作り直しました。スライダーの先端はまだカットしていませんが。

現状はホルダー本体にまわり止めが無いので振動でホルダーが回りそうな気がします。まわり止めにワッシャー要るかも。

955i-2 機械式ブレーキスイッチホルダー試作

ブレーキスイッチホルダー試作1号

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FRANDOラジアルマスターに取付けるブレーキSWホルダーを試作してみました。
使用したのはホームセンターで買った使い残しのアルミアングルの端材と中華製機械式SW(一応防水・防滴?だそうです)。
ホルダー自体はレバーピボットの穴を使ってM4ボルト1本で固定しか方法が無くこの位置になっています。


機械式ブレーキSWホルダー試作 1

問題はSWを押す方式だとレバーの引きに伴いSWを押し切ってしまうとアームがSW本体を押して共回りさせてしまう可能性がありランプ点灯調整が難しいと思われます。

ブレーキスイッチホルダー試作2号

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NISSINのラジアルマスターの様にSWアームの突起を解除する方式の方がランプ点灯開始も早くて良いかと思われますので、早速逆に配置してみました。


機械式ブレーキSWホルダー試作 2

アームとピボットのナットが干渉するためボルトの向きを変えてますが、こちらの方式だとアームをリリースする方向なのでSW本体を圧迫しません。

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前から見るとかなり横に出っ張っているのが判ります。強度的には薄いアルミ材でもL字アングルでもSW本体を保持するだけなら問題ないと思うのですがホルダーの厚みを増やしてM4を皿ネジにする事でSW本体をマスター側に近づけて小さくまとめたいですね。