T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i ブレーキディスク調整

偏り

f:id:t595bb1:20210504151836j:plain

先日の走行中に直進で手放しすると少し取られるのが気になったのでフロントホイールの状態を確認します。
フロントを上げて手でタイヤを回すとある箇所でパッドへの当たりがきつくなる事が判ります。次にキャリパーを片側ずつ緩めて当たりがきついキャリパーを確認しました。

ディスク測定

f:id:t595bb1:20210506091912j:plain

大型ノギスで左右ディスクの外-外の幅を測定。5本スポークなので隙間の5箇所でを計測します。結果は143.1~143.4の間。本来ならダイヤルゲージの出番でノギスでは測定結果は適当ですが対応手段も適当なので傾向さえ判れば良い訳でこれで十分です。

スペーサー調整

f:id:t595bb1:20210506091904j:plain

ディスクの位置調整用の2mmと5mmのスペーサーを外して適当に組み替えてみます。スペーサー同士を重ねても厚みにはそれほど大きな差は出来ませんので「当たり」が出るまでスペーサーを回して組合せるだけですw。

その前にマグホイールに密着していた鉄スペーサーを何とか剥がしておきます。
表面はは錆びてはいませんでしたが、張り付かないようにアルミスペーサーを内側にします。

適当に組み替えて見たら最初に143.2~143.3ちょい辺りに収まりましたので暫定にします。組み換え後はホイールを回しても特に強い当たりは感じられませんでした。後は実走して再確認です。

複数枚では無く9mmのスペーサー1枚にした方が複数のスペーサーを重ねるよりは良いのかもしれませんけど。

またキャリパーのダストシールやピストンシールの戻りには使っている内にばらつきは生じる訳で無負荷時のディスクへの当たりも変化するので程度問題ではあります。