T595デッド・エンド・ストリート

古いバイクの記録です。Yahoo!ブログより引越し。

955i-2 フライスクリーン復活

T595カウル取り外し

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元のフロッグアイに戻すためにT595カウルとライトユニット、それと試作2号を取り外していきます。ネジの本数は外し易く数も大した事無いので直ぐに外せました。

スーパーローハンドル

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取り外し時に分割したAcewellメーターを再配線しフライスクリーンを先にメーターマウントに固定します。先にメーターを装着するとナットを回す隙間が無いのでメーターはその後です。
ラジエーター横にLEDウインカーを再装着と点灯確認をします。再配線したヘッドライトユニットを元に戻して点灯確認・光軸調整したまでは問題ありませんでしたが、セパハンのままだとハンドルバーの高さをトップブリッジと同じ高さまで2cm下げないとスクリーンの端に当たります。
下げるとほぼトップブリッジ上面と同じ高さになりました。

不足

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下げたセパハンはTwo Brosセパハンやアップハンドルに替えるのも手ですがトップブリッジ外したりマスター類を移植したりと手間が掛かります。またアップハンドルは1号機に使ったTriumph純正ともう一つあるんですが純正より更に幅広なんで逆Y字配管の場合ブレーキホースを長いものに交換する必要があります。エア抜き面倒臭いしw。
実際にはH4ソケットを分離しないと配線がメッキカバーを通せなかったり、アクションカメラのホルダー固定やLEDポジション球が1つ見つからず探し回ったりして時間が掛かったので暫くはこのままでいきます。

整備不良?

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翌日2号機でガソリンスタンドまで給油に行ったらライトが何時の間にか片目になってました。
給油後にスタンドでライトを取り外してみると何故かH4ソケットが緩んで外れてました。
差し込み直してスタンドから走り出すと今度は反対側がローだけ片目になり メーター裏とフライスクリーンの間からカタカタ音がするので帰宅しました。
今まで点灯してたH4ソケットのロー側端子がソケットから押し出されて接触不良になっていました・・・。
整備不良ストライキか・・・?(^_^;)。

再整備中

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H4ソケットは緩まない様に差込口の調整と端子の爪を起こしてH4ソケットに差し込み直して点灯確認を行います。
メーター裏とスクリーンの接触部分には両面テープでクッションを挟んで音が鳴らない様にします。

試乗中

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整備を終えた翌日は西彼杵半島の山道をちょっとだけ。
スーパーローなセパハンは少々上半身が中央に固定されてしまい左右への動きが重く感じます。
あまり傾けてないところからの曲がり始めは良いのですが道なりに定旋回感が強いのはステムの40mmオフセットの影響と思います。
サスペンションと32mmオフセットでトレールが大きい1号機と違って全長が短めの普通のSHOWAフォークに40mmステムの場合、トレールの相応に減少しているため下りコーナーでギャップに乗った時に上半身に少し余裕が無いと衝撃がもろに腰に来ます(^^;。

955i-2 また久しぶりのオイル交換

夕方からオイル交換

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冷水岳からの帰りに買い物して夕方より2号機のオイル交換を行いました。
昨年の車検から1年以上経過した割には2200kmしか走っていませんが。

ドレンボルト

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955iの純正ドレンボルトは二面幅13mmです。磁石は付いていませんがオイルは綺麗みたいでした。1号機と同じく見た目以上に劣化していると思います。
古いオイルフィルターも外してオイルパンの取付口を清掃しておきます。今回はドレンワッシャーは新品にしました。
オイルフィルターはモノタロウ製の背の高い方を装着しました。

オイル

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1号機と同じくVHVIベースの5W-40オイルに今回は添加剤として摩擦低減剤(減粘系)5%、MoDTP、ZnDTPの添加剤0.1%以下を追加しています。

試乗

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翌日、交換したオイルを撹拌するために伊万里のワークマンまで買い物に裏道を往復しました。当たり前ですがオイルが新しいとエンジン音が静かですね。
カウルは変わらず細かい振動でブルブルするので光軸もチラついてる感じ。前にカウルなどの重量物が増えたのでフォーク設定を弄りましたが、フォークを固めると40mmオフセットステムの悪いところが出てくるのが微妙な感じ。
早い内に元のフロッグアイに戻そう。カットレンズのライトも暗いですしね。

955i-2 長串山公園・冷水岳展望台

長串山公園

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市街地ではステー試作2号の確認が出来たので少し脚を伸ばして北松ルートを走ってきました。西九州道を走って長串山公園へ。ツツジも緑になり公園は開放されていました。

試作ステーについて

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綺麗な路面であれば特に問題はありませんが、基本田舎道は荒れてる訳です。
ステーは先端のジョイントプレートはコの字形状で先端が開いており、素材が柔らかいアルミのせいか不整路面からの振動に対してステーを中心として捻り回転する様に共振し易いと思われます。
ライダー自身は若干端のミラーがブレる程度ですが、恐らくライトの光軸も走行中はちらついた感じになっていると思います。

今後は

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カウル付きに関しては概ねメリット・デメリットも判りましたし、共振に関しては単純な工作ではこれ以上は難しい感じなので元に戻そうかと思います。
それに夏場は暑いですしね(^_^;)。
そもそも高速道路で使うETC積んでるのは1号機ですし、ハヤブサステムの1号機なら純正ステーでも問題ないかもしれませんしね。
また涼しくなったらやってみます。

冷水岳展望台

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長串山公園から南下して冷水岳に寄ってみました。

巻雲

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冷水岳から南の相浦方面を見ると刷毛で塗った様な巻雲が南の空を横断していました。
九州の南に梅雨前線が下がった影響か、こちらに巻雲が押し上げられてきた様です。

955i-2 ステー試作2号

ステー試作2号図面

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前回の改定案に沿ってアルミ板に書き込む図面の寸法を変更します。

左はベースプレート、右はジョイントプレートと便宜上の呼称。曲げたらプレートじゃ無くなりますしw。
2つの部品の背中合わせする中央部分を4本のM6ボルトで連結するためにフレーム側のベースプレートの曲げ大きく取りたいです。
曲げ代として3mm幅を取ってありますが、実際には外側9mm内側6mmの曲面にする様に手で叩いて曲げるのでそこら辺は適当ですw。

推定位置

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ジョイントプレートは10mm短くなりますのでヘッドライトホルダーのネジ頭分位手前になる訳です。このままでは左右のプレートを削らないと装着は出来ません。その後、装着段階になってから右側面だけ配線束を通すため更に大きく削る事になる事が判明します。

ベースプレート曲げ

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フレーム側に取付ける方は形状は簡単ですが強度が必要なために内側に皺が出来ない様に緩やかに曲げる必要があります。アルミ板を万力に挟んで当て木を当ててハンマーで叩いていきます。ある程度角度を付けたら少し板をずらして更に叩いて直角まで曲げます。ずらしを大き目にして曲げていたらフレーム側より少し幅広になってしまいました。ワッシャーで調整する事にします。

ジョイントプレート切断・曲げ

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上下の腕部を短くしたため作図段階よりライトユニットが食い込む部分の左右の幅を広げました。上下を曲げた後に当て金をして左右を曲げるのが難しいです。

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ジョイントプレート削り・穴あけ

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ライトユニットが食い込む部分は曲げる前に開けてしまうと万力程度では曲げ難いので後から削ります。鋸で櫛形に切ってからリューターで削りました。
ユニットを固定するM6の穴を上下の腕部に開けてから、連結部の4本M6ボルト穴を開けるためにベースプレートと一緒に万力に固定して一気に開けます。短いボルトが無くてナンバープレート用ボルトで代用しましたw。
ここは連結強度を上げるためにガタを無くす様に一括穴あけです。その他当たりそうな箇所も削っていきます。

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ボルト4本を締めてしっかり固定出来る事を確認出来たら、次は車体に取り付けて問題ないか確認します。

取付中

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一旦、それぞれのプレートに分けて、カウルと車体など他の部品と組み合わせて実際に装着して接触する部分や配線を通す箇所を削っていきます。

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それぞれが問題無く装着出来たら、取り外してプレート同士を連結して車体に取り付けます。連結部分が4本ボルト留めだとカウルの取付もしっかりしていますが、実際には試乗しないと判りません。

試乗中

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外気温が31度を越えた午後に街中で試乗します。信号待ちになるとラジエーターの電動ファンが回り始めます(^^;。
道の悪い住宅街からの道を走ってみましたが、やはり4本ボルト留めにするとかなり強度が上がってブレが少なくなりました。ミラーのブレも収束が早いです。

暑い

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上だけとは言えカウル付きで交通量の多い休日の市街地は走るもんじゃないですね・・・。

955i 試乗中の違和感

試乗中

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ブレーキキャリパーをM4からM50へ変更した事に伴いマスターシリンダーもピストン比に合わせて小径の17mm(11/16インチ)ラジアルマスターに変更しています。
19mm+M4キャリパーの組合せに比べて無効ストロークが思った以上に大きいため調整がてら日帰りツーリングに出掛けます。17mmラジアルマスター+BPF+NISSNキャリパーの時はそこまで違和感を覚えてなかった気がします。
トータルレシオも似た様な感じで制動力自体は変わらないのですが、無効ストロークの大きさ故に若干勢いついてレバーに入力する形になり若干フォークの沈み込みが唐突感と言うか早い感じがします。

何時もの大村湾

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西彼杵半島に入って暫く山道を走ってみますが、何かチグハグな微妙感を伴ったまま大村湾側へ下ります。今日の大村湾は少し遠くが霞んで茫洋とした感じでした。

メンテナンス準備

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955iを油圧クラッチ化した際に17mmマスターと同時に7NBリペアキットを購入した事を思い出しました。ピストンシールを交換して改善するかは不明ですが無効ストロークが大きいからと言ってRCS Corsa Cortaにするまでも無い気がします。
しかし2015年購入なんですよね・・・。ピストンシールとか大丈夫かな?(^_^;)

955i ブレーキキャリパー更新 2

部品到着

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BremboピッチのGoodridge対応バンジョーボルトとKawasaki純正キャリパーマウントボルトM10x60mmが到着したので1号機のキャリパー作業に取り掛かります。

ピストン回し中

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新車外しのキャリパーですが保管期間や状況が不明なのでピストンシールにCCIメタルラバーを塗布してピストンを回してシールを潤滑しておきます。
ブレーキパッドを嵌め込んでキャリパーマウントボルトやバンジョーボルトを開封して並べておきフォークに装着する準備をしておきます。

ブレーキライン調整

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ブレーキホースはBremboキャリパーの取付位置に対して少し長いため配管を調整します。
h型のl部分の配管はバーハンドル側からステムの前側を通してS字にホースを配管します。
n部分の配管はフェンダーに沿わせる様に前に倒しておきます。
バンジョーアダプターの角度を決めたらボルトを締めて固定します。

エア抜き

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配管が終わったらフルードを入れて暫くエア抜きを行いました。
今日は天候が悪くてたまに小雨が落ちたりして湿度が高い状況で吸湿性のあるフルードは扱いたくありませんが仕方有りません。
普通にリザーブタンクからフルードを注入して2個のキャリパーとマスターシリンダーのブリーダーから順繰りに抜いていくためエアが抜けるまで暫く時間が掛かります。

待機中

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エア抜きを終えて再度キャリパーのボルトを緩めてキャリパーセンターを出して規定トルクで締付けます。
新しいブレーキのパッドとローターの慣らしに試乗しないといけませんが、生憎雨が降りそうな天候で路面の状況も良くないので試乗はまた別途ですね。

試乗中

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翌日は雨は上がりましたが、湿度が高くて気温の上昇と共に蒸し暑さが増してきました。休日でもあるし交通量も多いので近所の何時もの波止場から

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船越展望台までブレーキパッドとディスクの慣らしをしてきました。M4キャリパーのパッドとは異なる製品なのかM50の新品のパッドはあまり摩擦音がしませんでした。
そう言えば休日のかきいれ時なのか対向車線で2台ほどパトカーと擦れ違いましたw。


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点検中

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帰宅後フルード漏れを起こしていないか各部を確認します。レバーの無効ストロークが気になるのでエンジンが冷えたら後でエア抜きをしておきます。

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Frandoマスターシリンダーはマスター径11/16(17.46mm)x18のレバー比です。M50キャリパーは30/30mm対向ピストンの組み合わせで上記の無効ストロークがあります。NISSINの時とあまり変わりません。
片や2号機はFrandoマスター径19mmx20のレバー比とM4キャリパー34/34mm対向ピストンの組み合わせです。こちらは無効ストロークはあまりなく制動力の立ち上がりが早いです。

トータルレシオには大きな差はありませんし、制動力のコントロール自体に差が出る訳では無いのですが。

955i-2 自作ステー失敗

2号機試乗中

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1号機からM4キャリパーを戻して久しぶりに2号機を近所を試乗しました。バッテリーが上がってて充電するまではセル回りませんでしたw。
しかしT595カウルを装着するために自作した分割式のステーの強度不足なのかカウルがブレブレになってしまいミラーも見えません。


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海王丸

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何時もの波止場から海王丸が停泊しているターミナルに移動してT595カウルの状態を確認します。
手でカウルを動かすと連結部分のボルトが少し緩んでいるみたいで左右の振れが大きい様です。早々に帰宅する事にします。暑いですしね。

増し締め中

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帰宅してからステーの連結部分のM6のネジを増し締めしました。これでガタは無くなりましたがコの字部品は先端部に約2kg以上はあるヘッドライトユニットとカウルを固定している訳で強度が不足している感じは否めません。
ただ今日は最高気温が31度らしいので再度試乗に出掛けるのは止めましたw。

増し締め後

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自作のステーを連結するM6の上下2本ボルトを増し締めして試乗してみました。
ただし柔らかいアルミ板を2本のボルトで留めてるだけでは左右に揺れるのは止められませんでした。


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船越展望台から

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増し締め後に市街地を試乗してみてミラーのブレ自体はあまり改善されていませんでした。まあ柔らかいアルミなので仕方ありません。例えば接合部をネジ4本で四角形に固定すれば接合部の固定強度は上がると思いますが、素材自体はアルミ材なので強度不足は否めません。

今後の対応

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素材の材質を変更する(その分加工が難しくなる)とか分割部品の比率を変えて強度の弱い先端部のコの字部の形状を変更して補強するなどを検討する必要がありそうです。

まずはネジ穴を4箇所空け直して連結部分の左右ブレが無くなるか検証します。
先端のコの字部品の強度不足ですが鉄板は加工が難しいので補強する方向でパーツを追加するか形状を変更を検討してみます。まあアルミ板の自作がダメそうなら純正部品を加工するか、元に戻すかです。

再設計中

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穴を空け直すならとステーの部品の寸法を見直す事にしました。

1.フレーム側のベース金具を前に15mm延長。ボルト取付改善。
2.先端のコの字金具は腕部10mm短縮。腕部剛性確保。
3.上部の切り欠き部には補強アーチ部品を追加。腕部の補強。
4.ベースと先端金具の連結はM6ネジ4本で締結。連結部の強度確保

また先端が振動で下に下がっても下端のボルトがフルロック状態のステムに接触しない様に全体で5mm前に延ばします。

先端金具の上下の腕部を連結してヘッドライトユニットの固定強度を上げたいですが、良い形状が思い浮かびません。